アバックヨだ。
Pアナザーゴッドハーデスジャッジメントのスペック情報が出ているな。
前作はクルーンを使ってスタート回数を落とすことで、破格の出玉性能を実現した特徴的なスペックだったが、本作はセットタイプの1種+2種という特殊なスペックを採用しているな。
さっそく詳細を見てみよう。
※リアルボーダーラインを追記(2019/6/19)
Pアナザーゴッドハーデス ジャッジメント スペック・継続率・出玉詳細
低確率 | 1/319.6 |
右打ち中確率 | 1/3.71 |
タイプ | 1種+2種 4回リミッタータイプ |
小当りアタッカー性能 | 3個賞球×10カウント |
大当りアタッカー性能 | 10個賞球×9カウント |
特図1 |
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ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
10R大当り | 0.5% | 900個 | 100回 | 100% |
6R大当りA | 49.5% | 540個 | 100回 | 100% |
6R大当りB | 50.0% | 540個 | 1回 | 約27.0% |
特図2(リミット非到達時) |
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ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
10R大当り | 0.5% | 840個 | 100回 | 100% |
6R大当り | 99.5% | 480個 | 100回 | 100% |
特図2(4セット終了後リミット到達時) |
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ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 残保留4個当選期待度 |
10R大当り | 0.5% | 840個 | 0回(+残保留4個) | 約71.5% |
6R大当り | 99.5% | 480個 | 0回(+残保留4個) | 約71.5% |
※特図2で1/319.6の特図大当り当選時の10R・6R大当りの払い出し出玉は、特図1時と同じになります。
リアルボーダーライン
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 22.0回 / 1000円
リアルボーダーラインは22.0回と辛めの数値。
Pアナザーゴッドハーデス
ジャッジメント6/17から導入予定ね pic.twitter.com/1sPYeJHRwA
— 魔界村 (@makaimura777) 2019年4月22日
解説
■初回大当たり時:
50%を占める「10R大当り」「6R大当りA」当選時は、4回セットの大当り獲得確定。
10R大当りは特図1・2ともに0.5%しかないため、基本的には、
- 6R大当り×4回
の約2000個の獲得が確定する。
残りの50%の「6R大当りB」当選時は、540個の出玉獲得の後、時短1回転の引き戻しミッションに移行する。
ポイントとしては、この時の時短1回転では、特図2の保留を貯めることは出来ない。
システムとしてはファフナー2と同様で、電チューが1カウント仕様で、且つ、この時の特図2の変動時間を極端に短くすることで、次の電チュー開放をする前に時短が終了してしまう。
よって、最初の1個しか電チュー入賞させることができず、残保留を貯めることが出来ないという形だろう。
なので、1種+2種でよくある、時短1回転+残保留4個(実質5回転)というタイプではなく、
- 純粋に1変動で約1/3.71の当りを狙う
というゲーム性になる。
大当り期待度は、
- 約27.0%
だ。
ここで大当りに当選すると、「10R大当りA」「6R大当りA」当選時と同様に、初回の6R大当りBの当選分と合わせて、
- 6R大当り×4回
の約2000個の獲得が確定する。
50%の直行大当りと、残り50%時の時短1回転での引き戻しを合わせた合算のRUSH突入期待度(=2000個以上の出玉獲得期待度)は、
- 約63.5%
になる。
■右打ち時:
まずは、リミット到達までの4セットの大当りを消化する。
4セット目の大当り終了後は、リミッター発動により時短回数が0回になるが、残保留が4個あるため、この4変動で引き戻しを狙うゲーム性になる。
約1/3.71を4変動なので、大当り期待度は、
- 約71.5%
になる。
ここで当選すれば、再度
- 6R大当り×4回
の約2000個の獲得が確定。
その後、再び残保留4個で引き戻しを狙う形になる。
よって、RUSHの性能としては、
- 約2000個大当り×約71.5%継続(セット中に0.5%の10R大当りに当選すればその分出玉上乗せ)
というスペックになる。
PV・試打動画等
まとめ
最大大当り出玉が1500個に規制された新規則機で、一撃の出玉感を出そうと思うとこうなるという見本のようなスペックだ。
継続率も71.5%とそれほど低い数字ではないので、一撃の出玉性能には充分に期待できるだろう。
あとは気になるところとしては、右側のゲージ構成だな。
小さな大当りを重ねて出玉を出すタイプなので、右のゲージ構成が悪いと、表記出玉より実出玉がかなり少なくなることが懸念される。
そこがしっかりと対策されていて、ストレスなく実出玉を獲得できるようになっていれば、GODらしい一撃の性能を楽しむことができるだろう。
GODシリーズのパチンコは、元々のスロットのイメージもあり、比較的オーソドックスでシンプルなゲーム構成のものが多い。
昨年リリースされたミリオンGODディセントでは演出のクオリティも大幅に上がっており、それらがうまくスペックと噛み合えば、個人的にはかなり好きな部類の機種だったりする。
今後の情報を楽しみに待ちたい。
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