アバックヨだ。
ニューギンのCYBORG009 CALL OF JUSTICEのスペック詳細が出ているな。
心の底から65%規制撤廃後に出して欲しかった機種だが、65%規制内での転落抽選タイプのスペックでのリリースとなった。
さっそく詳細を見てみよう。
※2019/2/6 リアルボーダーライン追記しました。
CYBORG009 CALL OF JUSTICE スペック詳細
低確率 | 1/319.68 |
高確率 | 1/129.77 |
転落確率 | 1/555.38 |
アタッカー性能 | 15個賞球×8カウント |
タイプ | 転落抽選タイプ |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
9R確変 | 65% | 1080個 | 100回or転落まで | 約82% |
9R通常 | 35% | 1080個 | 100回 | 約26.9% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
16R確変 | 70% | 1920個 | 100回or転落まで | 約82% |
12R確変 | 2% | 1440個 | ||
10R確変 | 2% | 1200個 | ||
8R確変 | 2% | 960個 | ||
6R確変 | 2% | 720個 | ||
4R確変 | 2% | 480個 | ||
4R通常 | 20% | 480個 | 100回 | 約26.9% |
リアルボーダーライン(2019/2/6追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 19.8回 / 1000円
リアルボーダーラインは19.8回/1000円と、標準的な水準。
解説
特徴的なのが、
- RUSH中に確変大当たりor時短大当たりをはっきりと報知する
という点。
特図2の振り分けを見ればわかるとおり、4R大当たり時のみ通常となるので、RUSH中に通常図柄が揃い、時短100回のCHANCETIMEに移行した時点で、内部確変の可能性はないというタイプのようだ。(4R確変が2%あるが、こちらの場合は確変図柄が揃い加速RUSHに移行する)
過去の転落タイプの機種の場合、大当たりの時点では確変か通常かわからないようにしておいて、転落抽選と合わせて確変か通常かわからない1つのモードとして表現するのが常だったので、これは珍しいタイプといえる。
- 特図2の80%を占める確変大当たり時には「加速RUSH」に移行し、加速RUSH中は継続率が約82%ある。
- 加速RUSH中は200回転を超えると閃光ゾーンという超高速消化モードに移行する。
このようなシステムなので、とにかく「加速RUSH中」だけは従来の009のイメージ通りの高継続率を楽しめるという事にこだわったスペックだといえる。
他の転落抽選タイプの機種と確変大当たり時の継続期待度を比較してみよう。
機種名 | 高確率 | 転落確率 | 継続期待度 |
CYBORG009 | 約1/129.77 | 約1/555.78 | 約82% |
聖闘士星矢4 | 約1/135 | 約1/546 | 約81% |
真・花の慶次2 | 約1/145 | 約1/270 | 約67% |
織田信奈の野望Ⅱ | 約1/165 | 約1/401 | 約72% |
JAWS再臨 | 約1/162.2 | 約1/500 | 約77% |
高確率の甘さ、転落確率の辛さともに009がもっとも優れているため、確変大当たり時の継続期待度はもっとも高い数字になっている。
本機種のスペックの特徴は、この点にあるといって良いだろう。
RUSH中大当たりの70%が16R確変大当たりなので、これを連荘させることができれば、009らしい爽快感のある出玉性能を体感することができるだろう。
試打動画
まとめ
・・・スペックの狙いはわかるが、タイミングの悪さは否めない。
009と同規則での転落抽選タイプは、
- アリア2
- フェアリーテイル
- 真・花の慶次2
などの、RUSH中の確変突入率が100%のタイプと、
- 織田信奈の野望2
- JAWS再臨
- 聖闘士星矢4
などの、RUSH中の確変突入率が100%でないタイプに分かれるが、
- 確変突入率100%タイプはすべて高稼働
- 確変突入率100%ではないタイプはすべて低稼働
とはっきりとした結果が出てしまっている。
ファンの多いコンテンツだし、スペックのバランス自体は決して悪くはないので、過去の前例を覆して高稼働することを期待したい。
実機を見ていないので演出や盤面構成的にどの程度の手間で対応できるかはわからないが、普通に考えれば前作同様の、ライトミドルタイプの突破型高継続率スペックを再申請して、バージョン機としてリリースしてくる可能性は高いだろうから、そちらにも期待したいところだ。