アバックヨだ。
高尾の新機種、DD北斗の拳主役はジャギのスペック情報が出ているな。
先日のみんなのパチンコフェスでも展示されていたが、自動販売機をイメージしたなんとも斬新極まる機種に仕上がっている。
スペックも、6段階設定付きのハイミドルと、今までなかなか申請通過してこなかったタイプがようやく!ではあるのだが、こちらもなかなか変わった型のスペックになっているな。
さっそく詳細を見てみよう。
※リアルボーダーラインを追記(2019/5/10)
P DD北斗の拳 主役はジャギ スペック・継続率・出玉詳細
設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 | |
低確率 | 1/319.6 | 1/312.0 | 1/304.8 | 1/284.9 | 1/273.0 | 1/257.0 |
高確率 | 1/133.2 | 1/130.0 | 1/127.0 | 1/118.7 | 1/113.7 | 1/107.0 |
アタッカー性能 | 15個賞球×10カウント | |||||
確変割合 | 82% | |||||
転落確率 | 1/370.2 |
特図1 | |||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 |
10R確変A | 12% | 1500個 | 100回+確変時は転落まで継続 |
10R確変B | 50% | 1500個 | 100回 |
10R確変C | 20% | 1500個 | 20回 |
10R通常A | 8% | 1500個 | 100回 |
10R通常B | 10% | 1500個 | 20回(潜伏確変中は100回) |
特図2 | |||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 |
10R確変A | 62% | 1500個 | 100回+確変時は転落まで継続 |
10R確変B | 20% | 1500個 | 100回 |
10R通常 | 18% | 1500個 | 100回 |
リアルボーダーライン(5/10追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 23.6回 / 1000円
リアルボーダーラインは23.6回と激辛。
この数値は、潜伏確変分も含めた平均大当り確率1/260でのもの。
このデータから考えるとホールでの設定使用状況はほぼ設定1と考えていい。
解説
とにかく変則的な自動販売機だな。
順番に見てみよう。
■通常時:
まず、大当たりすればすべて、
- 10R大当たり:1500個
は確定。
これは通常時に限らずRUSH中も共通だ。
確変突入率は82%だが、転落抽選タイプなので、確変大当たり=次回大当たり確定ではない。
しかも、転落タイプでありながら、確変転落まで電サポがつくのは、
- 10R確変Aの12%のみ
となる。
もっとも割合が多い、10R確変B(50%)は電サポ100回で、10R確変C(20%)は電サポ20回で終了。
もし電サポ終了時にまだ確変状態の場合は、すべて
- 潜伏確変
になる。
因みに、転落を考慮せずに、大当たり確率を設定1だとした場合の、電サポ終了時点での潜伏確変率は、
- 時短100回:約47%
- 時短20回 :約86%
と、激高の数字。
電サポ100回転の10R確変B当選時でも、大当たり時の約半分は潜伏する計算になる。(実際の潜伏率は転落抽選に当選している場合があるので、もう少し低くなるが)
電サポ20回転の10R確変C当選時なら、電サポ中に引き戻す方が難しいレベル。
電サポ中に大当たりしない限りはRUSH状態にはならないので、とにかく遊技する際には「潜伏確変しまくる」覚悟を持って遊技しないといけないだろう。
■RUSH時(特図2):
電サポ100回は補償される上に、確変大当たり時の62%を占める10R確変Aなら、100回転を超えても転落するまで開放延長がついてくる。
ただ、残りの20%の10R確変Bなら、電サポは100回転で終了するので、その場合はまた潜伏確変になる。
大当たり図柄ごとの継続期待度(潜伏確変除く)は以下のとおり。
■設定1の場合:
- 10R確変A(62%) : 約76%程度
- 10R確変B(20%) : 約50%程度
- 10R通常 (12%) : 約27%程度
合算の継続率は、
- 約60%
程度。
■設定6の場合:
- 10R確変A(62%) : 約80%程度
- 10R確変B(20%) : 約57%程度
- 10R通常 (12%) : 約32%程度
合算の継続率は、
- 約65%
程度。
PV・試打動画など
開始位置
まとめ
かなりややこしいスペックで、設定という外から見えない要素も相まって、かなり打つのにハードルが高いスペックだと言える。
あとは演出だな。
潜伏確変かどうかをしっかりと報知してくれるタイプならまだ良いが、そうでないなら、セグ判別はほぼ必須。
機種の作りは個性的で興味を惹かれるだけに、もう少し座りやすいスペックにしてくれれば・・・というのが率直な感想だ。
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