アバックヨだ。
SANKYOのフィーバーゴルゴ13のスペック情報が出ているな。
1/199ライドミドルの1種+2種タイプで、スペックだけでなく盤面にもシンフォギアに似たところがあるので、メーカー側が意識しているのは間違いないだろう。
さっそく詳細を見てみよう!
※2019/1/23 リアルボーダーライン追記
フィーバーゴルゴ13スペック詳細!
低確率 | 1/199.8 |
高確率(小当たり確率) | 約1/7.4 |
アタッカー性能 | 10個賞球×10カウント |
タイプ | 1種+2種 |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
4R大当たりA | 5% | 400個 | 99回(+保留4個) | 約100% |
4R大当たりB | 95% | 400個 | 1回(+保留4個) | 約51.6% |
特図2(図柄直撃大当たり分も込みにした割合) | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
15R大当たり | 約31% | 1500個 | 99回(+保留4個) | 約100% |
11R大当たり | 約10% | 1100個 | 99回(+保留4個) | 約100% |
7R大当たり | 約9% | 700個 | 99回(+保留4個) | 約100% |
5R大当たりA | 約9% | 500個 | 99回(+保留4個) | 約100% |
5R大当たりB | 約40% | 500個 | 1回(+保留4個) | 約51.6% |
4R大当たり | 約1% | 400個 | 1回(+保留4個) | 約51.6% |
リアルボーダーライン(2019/1/23追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な仕様状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 19.7回 / 1000円
RUSH中の継続率は?
RUSH中は、簡単に言うと
- 2つの性能のRUSHを搭載
というタイプになる。
①大当たり時の約59%:
超A級RUSH : 時短99回(+保留4個)で実質次回大当たり確定。
②大当たり時の約41%:
運命チャンス : 時短1回(+保留4個)で大当たり期待度約51.6%
③合算のRUSH継続率:
約80.2%
このような性能になる。
シンフォギアとの比較
1/199の1種+2種ということで、同社の大ヒット機種「シンフォギア」と同タイプのスペックになる。
盤面右下のキャラクターのシルエットもシンフォギアと同じイメージだな。
両機種のスペックを比較してみよう。
■初回大当たり時性能:
■平均出玉:
- ゴルゴ13 : 400個(オール4R)
- シンフォギア : 403個(4R99%+15R1%)
■RUSH突入率:
- ゴルゴ13 : 約54.0%
- シンフォギア : 約51.9%
平均出玉はほぼ同じ。
ゴルゴ13はオール4Rだが、シンフォギアは1%だけ15R大当たりがあるので、その分、平均にするとちょっと多い。
ちなみに4R大当たりの出玉は、ゴルゴが400個、シンフォギアは392個でほぼ同じ。
RUSH突入率は、時短1回(+保留4個)時の引き戻し率は、両機種とも約51.5%とまったく同じ。
要は高確率(小当たり+特図直撃当たり)が約1/7.4と同じ性能になっている。
ゴルゴ13の特徴は、5%だけ時短99回の直撃大当たりがあるところ。
これはRUSH直行というより、実質2連確定になる上に、割合的にも当選を期待できる数字になっているので、ここはゴルゴ13の方が上だろう。
(シンフォギアは15R大当たりが1%な上に、時短7回(+保留4個)なので、そこからのスルーがあり得る)
■RUSH性能:
■平均出玉:
- ゴルゴ13 : 約887個
- シンフォギア : 約874個
■RUSH継続率:
- ゴルゴ13 : 約80.2%
- シンフォギア : 約79.7%
平均出玉はほぼ同じ。
15R大当たり比率はシンフォギアの方が40%と高いが、その分、ゴルゴ13は最小出玉がほぼ5R大当たりなので、その分出玉が多くなる。
ただ、この「5R大当たり」が、小当たりによるV入賞ラウンドを1ラウンド目として数えている場合は、その1ラウンドはVアタッカーでの消化となるが、そちらは賞球が3個なので、実際には払い出しが500個ではなく、
- 1R目(3個賞球×10カウント)+4R(10個賞球×10カウント)=430個
になってしまう。
これは、RUSH中大当たりのすべてにおいてあてはまる。
このあたりが実際どうなのかは実機を見ないとなんともいえないが、まあシンフォギアとほぼ同じだと思っておいて間違いないだろう。
継続率は、シンフォギアが一律で時短7回(+保留4個)であるのに対し、ゴルゴは次回大当たり確定の割合が約51%もあり、継続率の大半をそこに依存している。
遊技感覚は少し異なるが、合算で継続率を見ると、こちらもほぼ同じ性能だといって間違いない。
まとめ
大当たりラウンドの表記に小当たりによるV入賞ラウンドを含んでいるかどうかによって多少変動するが、
- スペック性能としてはシンフォギアとまったく一緒
と言って問題ない。
ゲーム性としては、時短99回による次回大当たり確定の大当たりが多いので、シンフォギアのように常に同じ期待度で楽しむRUSHとは感覚が変わってくる。
そこが演出面でどのように表現されているかが最大の注目ポイントと言えるだろう。
シンフォギアの販売から1年以上が経つが、ここまで同じ性能のスペックが販売されるのは初めてなので、ユーザーがどういう反応をするのか、ホールへの導入が非常に楽しみだ。