久しぶりだな。
パーラーディアボロのディアボロ店長だ。
ブログ更新再開するので、また書きたいことがあったら書いてくれとのことなので、以前もやっていたメーカー稼働シェアランキングでも書いてみようか。
なんだかんだでP機への入替も進んできているが、メーカーシェアには変化があったのか、見てみるとしよう。
ちなみに「稼働シェア」とは、「稼働×設置台数」で機種をランキングし、それをメーカーごとに集計することで、現時点でのパチンコ市場でのメーカーごとのパワーバランスを数値化したものだ。
2020年2月上旬時点 稼働シェアランキング TOP10機種
まずは、現状の機種別ランキングのTOP10を見てみよう。
順位 | 導入日 | 機種名 | メーカー | 稼働シェア |
1位 | 2020/2 | P花の慶次 蓮 | ニューギン | 12.0% |
2位 | 2016/3 | CR真北斗無双 | サミー | 11.3% |
3位 | 2017/11 | CR大海物語4 | 三洋物産 | 10.2% |
4位 | 2018/8 | CR真・花の慶次2 漆黒 | ニューギン | 5.9% |
5位 | 2016/10 | CRスーパー海物語IN沖縄4 | 三洋物産 | 5.4% |
6位 | 2020/1 | Pぱちんこウルトラ6兄弟 | オッケー. | 3.4% |
7位 | 2019/12 | P新世紀エヴァンゲリオン シト新生 | ビスティ | 2.4% |
8位 | 2020/1 | Pビッグドリーム2 | サミー | 2.2% |
9位 | 2019/7 | Pぱちんこ新必殺仕置人 | 京楽 | 1.5% |
10位 | 2017/8 | CRF戦姫絶唱シンフォギア | SANKYO | 1.4% |
集計したのが花の慶次蓮の導入直後だったため、同機種が1位という結果。
1月販売機種で台数がそれなりに売れたウルトラ6兄弟やビッグドリーム2もランクインしている。
ただ、それ以外の定番機種の顔ぶれは変わらないな。
去年販売された機種の中で、今でも稼働シェアを維持しているのは仕置人とエヴァのみという結果だ。
2020年2月上旬時点 メーカー別稼働シェアランキング
では本記事の主題のメーカー別稼働シェアランキングを見てみよう。
セカンドブランド、サードブランドはすべてファーストブランドメーカーに集約している。
順位 | メーカー名 | 稼働シェア |
1位 | 三洋物産 | 31.1% |
2位 | ニューギン | 22.6% |
3位 | サミー | 18.5% |
4位 | 京楽 | 9.4% |
5位 | SANKYO | 8.8% |
6位 | 平和 | 3.8% |
7位 | Daiichi | 2.1% |
8位 | 藤商事 | 0.9% |
9位 | 高尾 | 0.8% |
10位 | ユニバーサル | 0.4% |
10位 | サンセイR&D | 0.4% |
12位 | マルホン | 0.3% |
12位 | 西陣 | 0.3% |
12位 | 豊丸 | 0.3% |
15位 | 大都技研 | 0.2% |
16位 | 七匠 | 0.1% |
相変わらず三洋物産が頭1つ抜けて1位。
特に4円パチンコにおいては海神話崩壊と言われて久しいが、それでも4円パチンコユーザーの約30%は、今でも海を打っているということだ。
ニューギンの2位は花の慶次蓮の導入直後の恩恵だな。
とはいえ、サミーと並んで4位以下からは抜けていることは間違いない。
サミーの稼働シェアの大半が北斗無双に支えられていることを考えると、P機完全移行後は引き続きニューギンの方が有利かもしれない。
他社の看板機種が落ちぶれていく中で、慶次・北斗の大看板がいまだに支持を守れていることが大要因だろう。
ニューギンは慶次以外でも、一昨年あたりからのリリース機種の打率は全メーカー中トップクラスなので、近年、もっとも勢いがあるメーカーと言えるだろうな。
第3グループに位置するのは京楽とSANKYO。
上位3メーカーとの差は、大看板機種があるかどうかだな。
両メーカー共に、数年前にはリリース機種の低稼働が続き、シェアを大幅に下げた時期があったことを考えると、今の順位は巻き返してきた方だと言えるが、逆に言うと、大看板機種が作れないままだと、またシェアを大きく下げるリスクはあるわけで、仕事人シリーズやシンフォギア・エヴァをいかに定番化できるかに今後がかかっていると言えそうだ。
そこから下は、集計したタイミングで新機種をリリースしているかどうかで変わってくる程度の差しかなく、TOP5との差はかなり大きい。
特に、過去にはTOP5越えのシェアを獲得していたことのある、平和・サンセイ、あとは藤商事あたりの凋落ぶりは目立つと言わざるを得ない。
それぞれ、集客力のあるコンテンツはいくつか持っているので、今後の新機種での巻き返しを期待したいところだ。
最後に
2019年1月時点でも、同様の集計をした記事を書いているので、興味がある人は下のリンクから見てみるといい。
当時は「稼働力」という書き方をしているが、指標としている数字は同じなので、この1年間でのメーカー勢力図の変化を読み取ることは出来るだろう。
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【2019年1月度】4円パチンコ機種別メーカー別稼働シェアランキング! 今のホールでのリアルな稼働状況とは!?
俺の名はディアボロ。 パーラーディアボロの店長だ。 俺は、「設置台数 ✖ 稼働」という数値が、現在のパチンコホールでのリアルな稼働状況(稼働量)を表すのにもっとも適切な指標だと考えている ...