スポンサーリンク

こんばんは。ぶちゃけてぃです。
グローバルアミューズメント株式会社と、ユニバーサル社のやり取りが、ネット上で話題になっています。
【GA社vsユニバーサル】①
ユニバーサル社の言い分を要約すると
・説明できないのは人員不足
・潜伏確変は普通、確変扱いされない
・TYの計算間違ってるぞ
・抱合せ販売は独占禁止法に抵触する可能性があり、そのような危険を冒す理由がない
・販売計画勘違いしてるぞ
だそうです。
②へ続く pic.twitter.com/fW9HarxUV6
— 4号営業マン(´・ω・) (@Uuuu______Tan) 2018年4月16日
【GA社vsユニバーサル】②
①を踏まえ今後はユニバーサルの営業が
・不利になるスペック隠し
・抱合せ販売(機歴販売)を迫ってきた時、「君のやっていることは会社で禁止されている。書面でも正式に出ていたけどどうゆう事?」
と優しく聞いてみましょう
パックマン2000台も売れてないけどw pic.twitter.com/seqT1gOic5
— 4号営業マン(´・ω・) (@Uuuu______Tan) 2018年4月16日
この件に関しては、第三者がどうこう言うことではないので、特にコメントはしませんが、まあネット上でこういう風に話題になること自体に、何かしらの価値があると考えての行動なんでしょうね。
この件を取り上げているブログやツイッターを見て思ったのですが、業界内には、コンサルやマーケティング、新台評価などを生業とする、企業や個人が多く存在します。
それらの主要な顧客はホール企業ですが、メーカー開発でも、情報の1つとして利用している企業は多くあるので、メーカー開発側から見たそれらの情報の価値について、記事にしてみたいと思います。
メーカー開発側から見た、コンサル、マーケティング、新台評価の価値とは!?
メーカー開発側でも、会社によって差はありますが、割と幅広くこれらを利用はします。
- セミナーへの参加
- 企業分析や業界分析を依頼しての講演
- 新台評価
- 販売後の機種評価
- 企画や開発に対するコンサルタントや講演
- ユーザーアンケートの依頼や、ユーザーを集めてのディスカッションの依頼
ざっと思いつくところだとこんなものでしょうか。
私自身の経験に、他のメンバーや知人の体験談を合わせれば、業界内外でそれなりに有名な企業、個人はひととおり利用した経験があります。
その上で、これらの情報が役に立ったのかというと、
『ほとんど役には立っていません』
より正確に言うと、
1つの情報として、自分たちが何かを思考するときの「ネタの1つ」としては、役に立ってはいますが、お金を払って買う価値のある情報は、ほとんど聞いたことがありません。
そういう意味で、表題に書いたとおり、「無料ブログの情報」と大差ありません。
唯一の例外は、
- ユーザーアンケートの依頼や、ユーザーを集めてのディスカッションの依頼
のみです。
これは、当然、役に立ちます。
ユーザーの生の声を聞けるわけですから。
また、同じ意味で、直接の顧客であるホール従業員とのディスカッションやヒアリングも役に立ちます。
ただ、コンサルやマーケティングを行う企業や個人は、まったく役に立ちません。
その理由は、内容が非常に薄いからです。
冒頭に書いたとおり、そもそも、それらの主要な顧客がホール企業だからということも関係しているのだと思いますが、メーカー開発に対して情報提供や指導、提案を行うに足る知識を有さずに、少し調べればわかるレベルの情報に、個人的な考察を加えただけという程度のものが多いので、要は、1ユーザーに対するヒアリングとレベルがそれほど変わらないです。
であるならば、1ユーザーに意見を聞いた方が、はるかに価値があります。
(もちろん、極めて有意義な情報提供や提案をしてくれる例外も、極々稀には存在します)
メーカー開発側から見た価値は、おおむね、このような感じです。
スポンサーリンク
まとめ
今回の騒動を見て、メーカー側が明確に悪いと感じる点が1つあります。
コンサルやマーケティングを行う企業や個人の、「ホール企業に対する経営コンサルタント」がどれほどの価値があるのかは私にはわかりませんが、1つ確実に言えるのは、『新台に対する評価』は、一個人としての意見以上の価値はまったくありません。
昨年度、市場導入される前の段階で、『シンフォギア』と『GANTZ』を列以上の単位で買え!と言っていた企業・個人がありましたか?
ないですよね?(もしあったらすいません。その企業・個人は、本当に凄いです)
その時点で、なんの価値もありません。
スペック等に関する分析も間違っているケースが多く、正直、無料でネット上にスペック解析情報をアップされているブロガーの方が、はるかに優秀だったりします。
ただ、なぜホール企業がそれらを利用しようと思うかというと、その原因は、どう考えてもメーカー側にあります。
メーカー開発が、正確でわかりやすい情報と、商品に接する機会をきちんと提供し、メーカー営業が、それを受けて正しく営業活動をすれば、ホール企業がそれらを利用する必要はないはずですので。
今後、業界全体がより苦しくなっていく中で、メーカーとホールがお互いに納得をして、自信をもってユーザーにパチンコ機を提供できるようにすることは、非常に大切なことだと思いますので、少しでもそういう流れを作れるよう、私自身も、考え、行動をしていきたいと思います。
本日の記事は以上になります。
最後までお読みいただき、ありががとうございました。