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こんばんは。¥JOYです。
任天堂Switchのニューソフト、「ニンテンドーラボ」がいよいよ発売になりましたね!
段ボールを組み立てるということ。「つくる」「あそぶ」「わかる」というコンセプト。
発表になったときから、その発想と技術、また、これを商品化して販売できる任天堂という会社のもつ企画開発力に、あらゆるジャンルの開発者が「すげー!」と声を上げたと思います。
僕は、残念ながらまだ購入できていないのですが、発売後に皆さんが発信されている情報を見て、一番感心した内容を記事にしたいと思います。
ニンテンドーラボで一番感心したこととは!?
まず、発売前の時点で、ツイッターで以下のようなツイートがありました。
ニンテンドーラボのインタビュー、開発者さんが作り方や遊び方が伝わらないことに対して「恐怖」とか「ヤバい」って表現してるのが印象深い これ昔任天堂の採用担当のひとが人材に求めることの一つに「危機意識」って挙げてたのとダブるんですよね pic.twitter.com/TSrBgQd8W4
— 19-885 (@19_885) 2018年4月17日
ニンテンドーラボが発表されて、僕が最初に思ったことも、この「伝えられるのか!?」ということでした。
最近は、ゲーム、パチンコなどありとあらゆる娯楽において、「説明しなくてもわかる。遊べる」ことが非常に重要視されてきました。
家電などでもそうですが、「説明書を読む」という行為自体を、「面倒くさい」と敬遠する人が非常に多くなり、特に娯楽においては、「説明書を見ないと遊べないなら、遊ばない」という選択をするユーザーが非常に増えました。
それを受けて、ゲームなどは、もうかなり前から「説明書」というものは存在しなくなり、ゲームの序盤で「チュートリアル」という形で遊び方を伝えるのが当たり前になりました。
そんな時代におもいっきり逆行しているニンテンドーラボ。
「説明する」というハードルをどのように超えてくるのか、非常に注目していました。
その答えがこちら。
ニンテンドーラボ、この紹介動画に出てくる「動く説明書」も素晴らしかった。拡大したり、3Dだからくるくる回転して眺めたりもできる。https://t.co/AjfPzfF31L
— 学食のカレー (@er15i) 2018年4月21日
動画の35秒~くらいに出てきますが、説明動画がすべて3Dで作られていて、拡大縮小や回転など自由自在!
その時々の項目で、自分の見たい角度、大きさに自在に調整することで、非常にわかりやすく作り方を理解できるようです。
子供のころ、折り紙をするときに、平面的に書かれた折り方の本などを見ても、今一つ折り方がよくわからなかったという経験をしたことがあると思いますが、 それを、説明書をすべて3Dモデルで作成することで解決してきたわけです。
その結果、どうなったかというと、こちら。
ニンテンドーラボ、CG動画の組み立て説明書が素晴らしい。4歳児にもそれなりに理解できる pic.twitter.com/s3HzL2qRUG
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) 2018年4月21日
そして、こうなる。
作った娘が「私って工作上手なのかな」って言ってる。
この「勘違いさせる」=成功体験を積ませるって、全ての趣味の原点として一番大事な所だよなぁ、それを箱を開いて20分で9歳に感じさせるのかよ、任天堂。 pic.twitter.com/pawkMTbUq9— ペンとサイコロ (@pen_n_dice) 2018年4月20日
これ以外にもいろいろと要素はあるのでしょうが、小さな子供でも感覚的に理解できる、素晴らしい説明になっているようです。
開発の経験がある方ならわかると思いますが、これって、とんでもなく難しいことなんですよね。
個人レベルで、「伝える」という部分にどこまでもこだわりを持って開発することも難しいですし、そこにコストをかけることに会社がOKを出すことも難しいです。
パチンコは、特にここをないがしろにしますよね。
アバックヨも記事で書いていましたが、メーカー側もホール側も、「ユーザーが減っている」と嘆いている割に、ヘビーユーザーだけをターゲットにした開発、営業をやめようとしませんし。
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任天堂と比べるとハードルが高すぎる部分もありますが、ニンテンドーラボから伝わってくる「遊びに対する姿勢」には、僕たちが学ばないといけいない点が多くあると思います。
いろんな意味で挑戦的な仕様となっているニンテンドーラボ。今後、どこまで世間に受け入れられていくのか、注目していきたいと思います。