鳥居ちゃんです。
先週一週間の稼働状況を振り返ります。
2018年10月第2週の稼働状況
10月頭の新機種の状況は、初週と変わらず機種ごとにはっきりとした稼働差がついています。
- 仮面ライダー闇のバトル
- 百花繚乱2
- 押忍!番長 漢の極み
- 信長の野望
- ストライクウィッチーズ
- PA FAIRY TAIL・Pコードギアス
- ケロロ軍曹
この順番ですね。
仮面ライダー闇のバトルは、申し分ない稼働状況だと思います。
319タイプで最高の継続率であることから、多くのホールが検定切れまでの長期設置を視野にいれて購入したと思いますが、充分にその役割を果たしてくれそうな雰囲気です。
右打ち中はともかく、通常遊技時はベース機と何一つ変わらない遊技感覚なのですが、それでこの稼働状況。
相変わらず京楽様は「既存のものに手を加える」センスが他メーカーと比べてずば抜けて高いなと感じます。
ウルトラセブン2も、現在の稼働状況は良くないですが、来年以降の「旧規則機がリリースされなくなってからの2年間」のことを考えると、また稼働が上がってくるタイミングが来るのではないかと感じています。
AKB3といい、自社の有力コンテンツをひととおり旧規則で揃えてリリースしてくるあたりは、さすがだなと思います。
新鬼武者をこのタイミングでリリースする必要があったのかは少し疑問ではありますが。。。
設定付き甘デジの状況は?
Pヴァルヴレイヴ以降、各社から設定付き新規則機の甘デジタイプの機種がリリースされています。
最近だと、
- PA地獄少女 宵伽
- Pコードギアス
- PA FAIRY TAIL
といった、「設定」という機能に違和感を感じない層をターゲットにした版権機がリリースされていますが、結果は芳しくありません。
Pヴァルヴレイヴは1機種目ということもあり、購入したホールはある程度まとまった台数を導入し、高設定もしっかりと使用していました。
その結果、ある程度お客様を取り込むことに成功し、ホールによってかなり差はあるものの、底堅い稼働を続けています。
が、その後にリリースされた機種は、甘デジタイプばかりということもあり、1台から2台程度の導入の店が多く、お客様にうまくアピールすることができずに埋没している感があります。
現在の状況は、
- ホール側もヴァルヴレイヴのようには設定を使っていない
- それがお客様にも伝わって、稼働も良くない
という負のスパイラル状態になってしまっています。
藤商事様の甘デジは、従来であれば長期稼働をする確率がかなり高かったのですが、『地獄少女』『FAIRY TAIL』ともに、そのような雰囲気は感じられません。
機種そのものに問題がある可能性もありますが、ともにベース機はそれなりの稼働をした機種ですので、やはり設定付きという点が足を引っ張っているのは否めないと思います。
私がプライベートで遊技をする時でもやはり打ちづらいんですよね、設定付き甘デジ。
機種そのものには興味があるので、「打ちたいな」という感情で台の前に立つのですが、
- 従来ならとりあえず遊技して「回るかどうか」でその後どうするかを決めていた
のが、今はまず、
- 履歴を見て、あまり当たっていない状況だとその時点で座るのをやめる
という行動をとってしまいます。
甘デジであれば、とりあえず遊技しての最初の千円とかで大当たりすることもそれなりにあるので、従来であれば、
- そこで機種に1度触れて良い体験をすることで好きになる
ということもあったのですが、今はその機会を奪われてしまっているように感じます。
この3機種は、若く知識のある層に需要のあるコンテンツなので、私と同じような行動をとっている、
- 機種そのものには興味があるのに、設定が邪魔をして打てない
というお客様が少なからずいるような気がします。
これは、目先の稼働だけでなく、今後の新規則パチンコ時代の稼働に繋がっていく話なので、設定付きパチンコに関しては、
- 履歴だけを見て「打たない」という行動をいかに防ぐか
ということを重要視して、運用を考えていかないといけないと感じています。