鳥居ちゃんです。
先週一週間のパチンコ稼働を振り返ります。
2018年11月第1週の稼働状況
11月上旬は多くの新台が導入されました。
注目を集めた機種も多く、大手法人を中心に多台数導入をしている店も少なくありません。
導入された機種のラインナップは、
- Fバイオハザード
- 緋弾のアリアAA
- 究極神判
- Pスーパー海物語in沖縄2
- 黄門ちゃま6(甘)
- ぱちんこテラフォーマーズ164ver
- 麻雀格闘俱楽部甘口ばーじょん
以上となります。
1つずつ稼働状況を見ていきます。
Fバイオハザード
稼働の数字だけを見ると、バイオハザードと緋弾のアリアAAが同水準でトップ稼働。
ただ、新台初週の数字として見ると決して良い数字ではありません。
大手法人を中心に出玉性能につられて列以上の多台数導入をしている店舗が多いですが、どう考えても供給過多ですね。
適正台数での導入店はまだなんとかなるかもしれませんが、多台数の店舗では年末まで稼働が持つかどうかも厳しいでしょう。
結局、各メーカーがこぞってリリースしてきた、1/319で2400発比率の高い次回まで確変タイプのスペックが現市場では厳しいということをまた証明した形になりました。
今後、牙狼、AKB、ルパンと続きますが、ユーザーから支持される機種は果たして登場するのでしょうか・・・
緋弾のアリアAA
こちらは台数的には1店舗平均3~4台程度とバイオハザードの半分くらいですので、適正台数と言えると思います。
が、稼働状況はバイオハザードと同水準です。
昨年までの藤商事は出す機種がすべて10週以上稼働する抜群の安定感を誇っていましたが、今年はかなり陰りが見えますね。
とはいえ、他メーカーに比べればまだ打率は高い方ですし、アリアも、稼働の下落率をみるとバイオハザードよりは安定していますので、今週以降、もっとも稼働が良いのはアリアになると思います。
先週の新台の中では需給バランスなどを考えてももっとも長期稼働してくれる期待値は高そうですが、それでも前作のアリアに比べればかなり稼働は落ちています。
ゲーム性もスペックもこねくり回しすぎている気がしますので、もう少しユーザーから見てわかりやすいタイプに方向性をシフトしてほしい感じます。
究極神判
稼働状況的には、黄門ちゃま、テラフォーマーズと同水準で、先週の新台の中では第2グループになります。
ビッグドリームを強く意識したゲーム性で事前の話題性(業界内で)はありましたが、スペック替えバージョン機である黄門ちゃま、テラフォーマーズと初週から同水準の稼働状況ですから、かなり厳しい結果と言えるでしょう。
こちらも店によってはかなりの多台数を導入していて、供給過多の印象は否めないですね。
そもそもビッグドリームも、最初は少台数の導入店がほとんどで初動もそれほど良かったわけではありませんが、なかなか稼働が落ちずに気が付けば長期稼働していたという挙動だったと思います。
多台数導入して稼働するタイプの機種ではないと思いますので、この結果は当然の結果と言えるかもしれません。
来年再来年も見越して購入した店が多いと思いますが、使いこなせる店はかなり限定されそうな状況ですね。
ただ、天龍や綱取、ダイナマイトキングや究極神判といったアナログ系の高射幸性の機種で1コーナー作って稼働を維持できるような店は、来年以降かなり優位に立てると思いますので、いろいろと使い方を考えていきたいと思っています。
Pスーパー海物語in沖縄2
4円での稼働状況はかなり悪いですね。
復刻系の海の4円での稼働はいつも悪いので、まあ想定通りといえば想定通りです。
1円パチンコの海甘デジの設置率を考えても購入するしかない状況でしたので、買ったことを後悔はしていませんが、今後出てくるであろう設定付きの海シリーズに対してかなり不安を覚える結果になったことは間違いありません。
この件に関してはディアボロが記事にしていましたが、私もほぼ同じ意見ですので、良ければそちらを参照してください。
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【パーラーディアボロ】P沖縄2の設定6データを一部公開! 設定付きパチンコはこう作れ!
俺の名はディアボロ。 パーラーディアボロの店長だ。 先日、11月上旬の新台入替を行った。 導入機種は以下のとおりだ。 Pスーパー海物語in沖縄2 : 5台 緋弾のアリアAA : 5台 究 ...
もう1点気になっているのが、ダイナム様のPV機の結果です。
設定1でも1/99の低確率になっていて、そちらのスペックの方が良かったのではという声が販売当初からありました。
ダイナム様もかなりの台数を導入したようですので、そちらの状況も可能な限り調べたいと思っています。
黄門ちゃま6(甘)
安定した稼働状況です。
ただ、昨年までの感覚なら、稼働に関してほぼ鉄板級の期待感のあるタイトルですが、初動はやはり伸び悩みますね。
これはもう4円甘デジ全体の構造的な問題ですね。
4円甘デジを好むユーザー層はまだまだ存在しますが、絶対数が本当に少なくなっています。
完全にコーナーをなくすわけにもいかないのが困りものですが、育成していく必要性はどんどん薄れていっているので、よほど革新的な機種が登場しない限り、ジャンル自体が消えてしまう可能性もあるかもしれません。
京楽様が銭形・初代AKBでライトミドル帯を普及させて覇権を握った時のような、戦略的な機種開発をどこかのメーカーが仕掛けてくれると面白いと思うのですが。
ぱちんこテラフォーマーズ164ver
3回目ですかね、リリースされるのは。
購入したホールは、想像していたよりは稼働しているのではないでしょうか。(良いとは言っていません)
麻雀格闘俱楽部甘口ばーじょん
導入店もほとんどないのでコメントするのが難しいですね・・・
まとめ
全体的に初動があまり芳しくない状況ではありますが、導入台数や運用面など、ホール次第でかなり集客率に差が出る状況のようにも感じています。
同じ週にここまで多彩なジャンルの新機種が導入されることはなかなかないので、自店他店含めいろいろとリサーチしてみるつもりでいます。