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鳥居ちゃんです。
先週一週間の稼働状況を振り返ります。
2018年6月第1週の稼働状況
- カイジ4
- シュタインズ・ゲート
- 犬夜叉
- Pリーグ
- めぞん一刻甘
これらの機種が新台として設置されました。
既にいろいろと話題になっていますが、久しぶりに「〇〇ショック」といってよい稼働推移を見ることになりました。
販売台数は「カイジ4」が3万台強で断トツの数字。
他の4機種の販売台数の合計よりも「カイジ4」1機種の方が売れた形になります。
そして、肝心の稼働状況ですが、
- 初日の稼働は、カイジ4とシュタインズゲート、犬夜叉は互角の数字。
- Pリーグはその3機種より劣る数字。
- カイジ4、シュタインズゲート、犬夜叉の数字も、先月、先々月の新台と比較すると悪い。
- カイジ4が異常に辛い。
このような状況から始まりました。
この時点ですでに暗雲が漂いましたね、いろいろと。
そして導入2日目以降、犬夜叉・シュタインズ・ゲートに比べて、カイジ4の稼働が明らかに落ちていく。
土曜日こそ少し盛り返しましたが、日曜日は再び下落。
週明け後も状況は変わらず、というかますますその傾向が顕著になって今に至るという形です。
大量導入店ほど、カイジ4は数字での稼働状況以上に雰囲気が悪く、
- とにかく辛い。玉が出ない。
- 継続率が極めて低い(50%確変時短なし)ため、データカウンターの大当たり回数の見栄えがすごく悪い。(新装初日から1桁だらけ)
- 運よく玉を出せた人もすぐにやめるため、出玉感がまるでない。
このような状況のため、適正台数の店舗はともかく、列やBOXなど、今までの高尾機種やカイジシリーズでは考えられないような台数を導入した店舗は、かなり苦しい状況だと思います。
稼働が苦戦している要因は、そもそも台数を入れすぎたホールが多いことが原因ですが、出率が辛い理由は、小当たりRUSHの性能が想像より低いことにあります。
ただ、この点に関しては、しっかりと台を見て購入の判断が出来ていれば、事前に気づくことも可能でした。
- そもそも高尾はスペック設計が辛い。
- 西陣の桃剣斬鬼の時に、メーカー発表の小当たりRUSHの純増性能があてにならない可能性があるということはわかっていた。
- アタッカーが2個ない。(大当たり用と小当たり用で分けていない)
- 時短がないスペックなのに、LADYGAGAと違い、アタッカーより電チューが前にある。(アタッカーの拾いが安定しない。大当たり中の消化速度が遅い。)
- アタッカーの屋根の上で玉が滞留しないゲージ構成。
- 大入賞口の賞球が12個。
営業時にあれだけ射幸性を前面に出した機械であるにも関わらず、スペック表&盤面構成を見るだけでもこれだけの懸念点があったわけです。
これ以外にも、納品時の釘のばらつきなども問題視されていますが、1つ確実に学ばなければいけないことは、
- 自分の目で実機と正確なスペックを確認し、しっかりと検証してからでないと、注文をしてはいけない。
- メーカー側の営業トークだけを根拠に判断してはいけない。
- 正しい判断ができる正しい知識を身につける。
こうして書くとすごく当たり前のことなんですが、その「当たり前」をいかに状況に流されずに貫くことができるかが、特に、資金力に限界がある大手以外の法人では大切になってくるということを、改めて考えさせられる1週間となりました。
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6月6日のスロットの稼働状況は?
話題をかえて、先週は「6月6日」という、スロットユーザーが1年でもっとも期待感を抱く日がありました。
その日の全国平均の稼働結果がどうだったのかというと、
- 稼働は前日や翌日、直近の同曜日などと比較して、15%程度アップ!
- 出率は、前日や翌日、直近の同曜日などと比較して、ほぼすべての台が0.3%~1%程度アップ!
このような結果になります。
6月6日だから「大盤振る舞い!」というほどではありませんが、少なくとも他の日に比べれば、「多少は甘い」ことは間違いないので、スロットにおいては、高設定が連想される暦の日に打ちに行くことは、意味のある行為だと言えると思います。
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6月6日に高尾の全社員がカイジ4を打ちに行ったことで、稼働は上がったのか!?
もう1つ、まあ小ネタレベルです。
こちらの記事にもあるように、6月6日に高尾の全社員がホールにカイジ4を打ちに行ったらしいです。
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【先週のパチンコニュースまとめ】リング・星矢4・七つの大罪など試打動画続々、シンフォギア専門店!?、認定用証紙の枚数が!、6/6に高尾全社員が!など
アバックヨだ。 先週一週間のパチンコニュースを振り返るぞ。 認定用確認証紙の発行枚数が前年比870%! 5/21に関西遊商が通常総会を開催。 平成29年度の遊技機の認定用確認証紙の発給枚 ...
まあ、なかなかあることではないので、このような試みが機種のその日の全国稼働に影響を及ぼしうるのかどうかを検証してみます。
高尾の社員数は?
はっきりしたことはわかりませんが、同規模のパチンコメーカーの社員数などから推測するに、300~500人程度と思われます。
全国に3万台導入されているとして、約1%の台を高尾社員が打った(はず)ということになります。
6月6日のカイジ4の稼働は?
6月5日、6日、7日の、カイジ4と犬夜叉の全国稼働を比較してみます。
6月5日の稼働数を100%とすると、
カイジ4 | 犬夜叉 | |
6月5日 | 100% | 100% |
6月6日 | 96.8% | 98.5% |
6月7日 | 82.9% | 88.6% |
このような結果となりました。
前述したように、カイジ4は犬夜叉と比べて稼働の下落が激しいのですが、6月6日の下落率は、6月7日に比べると緩やかな結果となりました。
まとめ
- そもそも、本当に全社員が行ったのか?
- そもそも本当に全社員が終日カイジ4を打ったのか?
- 6月6日は、この日が新装初日の店もあり、そのことも少なからず稼働の数字に影響する。
などなど不確定要素はものすごくあるので、まあただの「お遊び検証」ですが、
仮に1万台程度の販売台数の機種で、
全国平均稼働データに影響する導入店舗をある程度でも特定し、
全社員(500人くらいの人数)で遊技しに行けば、
「稼働を作る」ことももしかすると可能なのかもしれませんね。
ではまた。