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鳥居ちゃんです。
先週一週間の稼働状況を振り返ります。
2018年6月第2週の稼働状況
業界内ではカイジ4の話題が多いですし、実際、カイジ4の稼働状況は芳しくありませんが、他の新台もかなり微妙な状況です。
稼働順でいうと、
- 犬夜叉
- シュタインズ・ゲート
- カイジ4
- Pリーグ
の順になりますが、もっとも稼働が良い犬夜叉でも、お盆までは持たないだろうというレベルの稼働状況です。
今年リリースされた新台(バージョン機を除く)で、稼働面で購入する価値があったと言えるレベルなのは、
- 黄門ちゃま~神盛JUDGEMENT~(1月)
- FAIRY TAIL(2月)
- 一騎当千(3月)
- 偽物語ライトミドル(4月)
この4機種ぐらいですが、これらの機種の稼働推移と比較すると、6月上旬の新台はすべてかなり下の結果となります。
5月の新台の中では、キャプテン翼2が今のところこれらの機種と同レベルの稼働推移をしていますので、
- 毎月リリースされる機種の中で、1機種だけが納得のいく稼働推移をする
今年はきれいにこの法則があてはまる結果になっています。
今週から、北斗百裂や冬のソナタなどが導入されますが、6月の1台はこの中から現れるのか、注目したいと思います。
犬夜叉について
稼働状況だけを見るとそれほど良いわけではないのですが、2段階抽選タイプの機械としては、かなり健闘してくれていると思います。
少なくとも、前作の『うしおととら』よりははるかに良い状況です。
このタイプの機械は、うまくいけば、
- お客様視点からは、「とりあえず1/99を目指せばいい」ので敷居を低く感じ、勝負しやすい。
- ホール視点からは、利益調整できるポイントが複数あり使いやすい。
- メーカー視点からは、液晶演出が1/99前提で開発できるので、液晶開発費を下げることができる。
とWINWINの状態にできる可能性を秘めています。
もちろん、これはすべてがうまくいった場合の理想でしかありませんし、実際には、上記のメリットがすべてデメリットに転じるケースの方が多いわけですが、なんの特徴も工夫もない「2400発搭載」だけがセールスポイントの機種よりは、今後に繋がる何かを感じさせてくれます。
このタイプに「設定」という要素がついてくれば、さらにゲーム性を広げることもできるでしょう。
大一様は、ここ数年ずっと低迷状態が続いていると思いますが、技術力や発想力はすごくあるメーカーだと思いますので、今後も是非、このタイプでの機種開発を追及していってほしいと思いますし、私も微力ながらそれを支えるような行動をしていきたいなと感じています。