鳥居ちゃんです。
先週一週間のパチンコ稼働を振り返ります。
2018年8月第3週(お盆休み中)の稼働状況
先週一週間はいわゆる「お盆休み中」でした。
一昔前は、「正月」「GW」「お盆」の長期休暇はパチンコホールにとって「かきいれ時」でしたが、長期休暇中であってもそこまでの集客が出来なくなって久しいです。
今年のお盆休みも、普段の土日と変わらないレベルの稼働状況だったホールがほとんどでしょう。
期間中の集客の中心となるべき8月上旬導入の新台たちも、かなり微妙な稼働状況となっています。
慶次漆黒・星矢4・アクエリオンW・リング呪縛RUSHの結果は?
導入初週であった先週の稼働状況は、
- 全機種が横一線といっていい稼働状況
- 全機種、初週の稼働としてはあまり良い状況ではない
このような状況でした。
ではお盆休み中の稼働がどうだったかというと、4機種にはっきりとした差がつく結果となりました。
まず一番稼働が良かったのが『真・花の慶次2漆黒ver』です。
初週の数字も、ほぼ差がないとはいえ4機種の中で一番良かったですが、そのままお盆休み中も推移したという状況です。
次に良かったのが『アクエリオンW』。
導入初日の稼働で見ると4機種の中で一番低かったのですが、その後の下げ幅が他の機種より緩やかで、先週は慶次漆黒とほぼ同水準の稼働状況となりました。
次が『リング呪縛RUSH』。
慶次漆黒、アクエリオンWと比較すると、少し下の稼働状況です。
もっとも稼働が悪いのが『聖闘士星矢4』。
導入初日の稼働はアクエリオンWより上だったのですが、その後の稼働の落ちがもっとも早く、お盆休み中も日が進むにつれて他の機種との差が開いていった状況です。
慶次漆黒・リング呪縛が、程度の差こそあれ前機種のスペック替えのバージョン機的機種であることを考えると、かなり厳しい結果と言えるでしょう。
8月上旬の4機種の稼働を5月以降の新台と比べてみると・・・
このように8月上旬の4機種の中で明確な序列がつき始めていますが、はっきり言うと、4機種の中で稼働が良い方の慶次漆黒、アクエリオンWも決して良い稼働状況ではありません。
お盆休み中ということで週間の稼働状況を比較すると見えづらいですが、導入から2週目の週末の稼働を比較すると、厳しさが浮き彫りになります。
■5月以降の新台の2週目の週末の稼働比較
導入日 | 機種名 | 稼働 |
5月上 | ミリオンゴッドディセント | 約34000 |
5月上 | JAWS再臨 | 約36000 |
5月上 | キャプテン翼2 | 約40000 |
5月下 | 織田信奈の野望2 | 約32000 |
6月上 | カイジ4 | 約30000 |
6月上 | シュタインズゲート | 約33000 |
6月上 | 犬夜叉 | 約35000 |
6月上 | ピーリーグ | 約28000 |
6月下 | 北斗の拳7百裂乱舞 | 約40000 |
6月下 | 冬のソナタRemember | 約45000 |
7月上 | ウルトラセブン2 | 約44000 |
7月下 | 七つの大罪 | 約39000 |
7月下 | ジューシーハニー2 | 約37000 |
8月上 | 真・花の慶次2漆黒 | 約36000 |
8月上 | 聖闘士星矢4 | 約31000 |
8月上 | アクエリオンW | 約35000 |
8月上 | リング呪縛RUSH | 約33000 |
アナログ系や海シリーズ、甘デジは除外していますが、ざっとこのような結果になります。
もっとも稼働が悪かった6月上旬の新台よりはマシですが、それに次ぐ厳しい結果となっています。
ジューシーハニー2のように、下げ止まりを期待できるタイプのコンテンツでもないため、4機種とも、
- 9月上旬の真・北斗無双2の導入タイミングで稼働割れ
となる可能性がかなり高いと言えるでしょう。
慶次漆黒は
- 右打ち時オール2400発というスペックメリット
- 慶次ブランド
があるため、「現市場で最高性能の慶次シリーズ」というポジションで検定切れまで使える可能性がありますが、他の機種は「お察し」といったところでしょうか。
今週はいよいよ設定付き新規則パチンコが導入になります。
積極的に多台数導入したホールはほとんどないと思いますので、少台数での試験的運用になるかと思いますが、どのような結果が出るのか、注目して行きたいと思います。