鳥居ちゃんです。
先週一週間の稼働状況を振り返ります。
2018年8月第5週の稼働状況
まずは、初週に今年リリースされた機械で最高の稼働数値を叩き出した「戦国乙女5」。
2週目も絶好調ですね。
2週目の数字でも、8月上旬の新台(慶次漆黒、聖闘士星矢4、アクエリオンW、リング呪縛)の初週の稼働より上ですからね。
これはもう本物でしょう。
「戦国乙女5」のシマを見ていて目立つのが、「右打ち中にスマホ片手に遊技をしているお客様」
20代から40代の男性客層が他の機種より多めなのですが、特にそれらのお客様が「右打ち中のながら遊技」をしている姿を良く見かけます。
実際に打ってみるとわかるのですが、
- 右打ち中(STor時短)の変動秒数が長い。
- 時短回数が多い。(ST200回or時短100回)
- 演出がシンプル且つリーチ確率も辛め。
このような機種なので、右打ち中は3連ほどすると「飽きます」。
というか、「長くて暇」です。
かくいう私も、普段は滅多に(というかまったく)しないのですが、プライベート遊技をした時に運よく7連した時は、3連目くらいからスマホをいじりだしてしまいました。
おそらくですが、この機械、右打ち中のスペック(出玉性能)を間違っていたら、かなり稼働が悪かったのではないかと思います。
消化時間が遅くゲーム性も単調で、お世辞にも右打ち中は「面白い」とはいえないのですが、
- 大当たりした時の70%が2400発大当たり。
- 大当たり中の消化速度は速い。
この2点のおかげで、「もう打ちたくない」という感情になりにくいです。
新規則機は、戦国乙女5よりもさらに出玉速度を落とさざるをえないので、右打ち中の消化時間などはさらに遅くなると思いますが、
- 大当たりした時にしっかりと満足感を与えること。
- 時短中(高確中)はいっそ、「スマホ見ながら遊技」を前提にしたゲーム性もあり?
この2点が以外と重要な要素になるのかもしれないと感じました。
他の新機種は?
- Pヴァルヴレイヴ
- デビルメイクライ4
- どらむヱヴァンゲリヲン
この3機種は同程度の稼働状況。
強いて言うならPヴァルヴレイヴが少し良いですね。
2週目になり、設定状況も落ち着いてくる中で、今後どのような稼働推移を見せるのか、注目し続けたいと思います。
8月上旬の新台は?
- 聖闘士星矢4
- リング呪縛RUSH
この2機種は、すでに「瀕死」に近い状況。
- アクエリオンW
は、星矢・リングよりはかなりマシですが、「比較するとマシ」なだけで全然良くはないですね。
結局、頭1つ抜けて一番稼働が良いのは、スペック替えのバージョン機である、
- 真・花の慶次2 漆黒
という結果になりました。
では、この「真・花の慶次2 漆黒」は導入する価値があったのか。
ベース機である「真・花の慶次2」の稼働状況を見て考えてみました。
現状、台数的には、「漆黒」「ベース機」はほぼ同数が設置されています。
稼働状況としては、
- 漆黒 : 約25000
- ベース機 : 約13000
漆黒の方が倍近くお客様が遊技している状況です。
では、漆黒が導入されてベース機の稼働は落ちたのかというと、実はまったく落ちていません。
GW明け以降は、ほぼこの水準で稼働推移しており、漆黒導入後も変化はありませんでした。
おそらくあと1か月もすれば、漆黒とベース機の稼働はほぼ同水準になると思いますので、結局、
- 事前にベース機を外す(リユースのみだったので)
- 30万円ほどの導入費用
というデメリットで、
- 約2か月間の稼働ブーストを得る
こんな感じになるでしょうか。
総粗利だけを見れば、導入した場合でも未導入の場合でもほとんど差がないレベルになりますので、結局は店の方針次第ということなんでしょうが、バージョン機の中ではかなり良い結果を出している「真・花の慶次2 漆黒」でも、導入メリットはそれほど大きくないというのが、バージョン機の現状なのかもしれませんね。