鳥居ちゃんです。
先週一週間の稼働状況を振り返ります。
2019年1月第2週のパチンコ稼働
先週は新年最初の新台入替となりました。
導入機種は、
- ルパン三世LASTGOLD
- 笑ゥせぇるすまん
- Pぱちんこ押忍!番長2
- P藤丸くん
- P春一番
- P犬夜叉
それなりの台数が導入されたのは『ルパン』『笑ゥ』『番長』の3機種で、他の3機種はバージョン機・アナログ機ということもあり、導入店舗はかなり少ないです。
販売台数、稼働の両方で断トツ1位は『ルパン三世LASTGOLD』
『消されたルパン』以降の変わり映えの無さや、2400発比率にこだわったスペック面などから懸念材料も多かったですが、初動を見るとさすがの一言。
ライバル機種がなかったのも功を奏し、昨年末導入の『AKB』や『牙狼』を上回る数字で推移しています。
しばらくの間、完全新作のメガコンテンツ機の導入がない状況ですので、集客の中心になってくれると良いのですが・・・
次に来るのは『笑ゥせぇるすまん』
ですが、初動の数字としてはあまり良い状況ではありません。
コンテンツ的にも、それほど積極的なファンがいるというタイプのものではないので、このままの状況で推移していくでしょう。
『Pぱちんこ押忍!番長2』は新台としはかなり厳しい数字。
スペックや演出はいろいろ変わっていますし、タイトル的には「2」なんですが、単純に新台感がないですね。
『ぱちんこ押忍!番長』は、甘デジ、スペック替えの漢の極みと3バリエーション登場していて、パッと見、それらと同じにしか見えないので、この結果は予想どおりではあります。
設定付きという武器を活かしやすいコンテンツですし、大都様にとっては大きなチャンスであったように思うので、このリリースの仕方はもったいなかったと思います。
この機種に限らずですが、昨年の下半期以降にリリースされた機種は、旧規則最後の駆け込みで申請通過させた機種や、設定付き新規則機の最初の実験機的な機種が多く、
- まともに企画・開発していない
と感じる機種が非常に多いです。
北斗無双2、Pスーパー海物語in沖縄2、牙狼TUSKOFGODなどなど、メガコンテンツ機も軒並み低稼働に終わったのはそれが原因でしょう。
そんな機種を購入してしまうホール側にも問題はあるのですが、メーカー様にももう少ししっかりとした開発を期待したい気持ちは強いです。
販売台数減による予算の削減や、適合率の低下など、メーカー様もいろいろと苦しい状況なのは理解できますが、今年は、しっかりと作りこんだメガコンテンツ機がリリースされることを期待しています。
『P春一番』は、『Pぱちんこ押忍!番長2』と同等の稼働状況で、厳しい結果。
西陣様の機種も、とにかく乱発しすぎでもう何が何だかわからない状況で、新台感は皆無に近いですね。
『P犬夜叉』はバージョン機の甘タイプということで、稼働状況はまあお察しという感じ。
『P藤丸くん』は、初日の稼働は『笑ゥせぇるすまん』と同等で、この手のタイプの機種としてはそれほど悪くはなかったのですが、2日目以降の稼働の落ちがとてつもなく早いですね。
ちょっとホール側でなんとかできる状況ではないかなという印象です。
2018年末に導入された機種たちの状況は・・・
昨年11月以降に導入された機種の状況を見ると、
- 緋弾のアリアAA
- バイオハザード
- Pスーパー海物語in沖縄2
- 究極神判
- 新鬼武者
- P宇宙戦艦ヤマト2199
- P沼
- ブラックラグーン3
- 地獄少女きくり
- スターオーシャン4
- ドラム麻雀物語(甘)
- クジラッキー
- エルドラ
これらの機種は、既に全機種平均稼働割れの状況です。
稼働割れしていないのは、
- 真・怪獣王ゴジラ
- シンフォギア(甘)
- 牙狼
- AKB48-3
これぐらいです。
ただ、牙狼は販売からまだ1か月しか経過していないですが既にギリギリの状況ですので、もう時間の問題でしょう。(そういう問題ではないという部分は置くとして)
『AKB48-3』も、予想以上の短命で終わった『ウルトラセブン2』と同等かそれ以下の稼働推移ですので、今後どこまでお客様に支持されるかはかなり微妙な感じ。
この結果をどう受け止め、今年の営業に活かしていくのか。
パワーゲームで稼働を取れる一部の大手法人以外は、しっかりと考えていかないといけないと感じます。