鳥居ちゃんです。
先週一週間のパチンコ稼働を振り返ります。
2019年1月第5週のパチンコ稼働
1月下旬導入の新機種ですが、2週目は稼働差がはっきりする結果となりました。
もっとも稼働が良いのは、『PA北斗の拳7天破』。
6段階設定付きの甘デジというもはや「死亡フラグ」になりつつあるスペックでありながら、一定の稼働を維持しています。
過去の同タイプの機種の中では、お客様の維持率はもっとも高いので、このまま下げ止まってくれることを期待したいですし、ホール側もお客様が継続して遊技したくなるような運用を心掛けたいところです。
次点が『おしおきくのいち忍法帖』。
高尾様のこれ系の機種は、決して高稼働というわけではないのですが、一定水準で稼働し続けるという傾向があり、本機種もその兆候は見えています。
導入台数がかなり少なく希少性もあることから、このままぼちぼち稼働し続けそうな感じです。
『ノルソル』もおしおきくのいちとほぼ同水準の稼働状況。
こちらはさらに導入台数が少なく、自店の客層にあったホールしか導入していないということもあり、シャカリーナやP沼ほど壊滅的に稼働が落ちたという導入店は少ない印象です。
『Fゴルゴ13』は上の3機種より一段落ちる稼働状況で、導入週から変わらない状況。
『どらむ☆ヱヴァンゲリヲンGOLD』は、ちょっとどうにもならない感じですね。
総じて、導入初週の稼働状況から想像していたよりは、2週目の稼働が落ち込まなかった。(決して良いわけではない。)
というところだと思います。
稼働好調のルパン三世LASTGOLDの稼働を、他の大型機種と比較してみる。
一方、稼働好調なのが、1月上旬に導入された『ルパン三世LASTGOLD』です。
どのホールも、1月の集客の中心になってほしいという考えはあったでしょうが、現状、想像以上に稼働してくれていると感じます。
先週が導入4週目、要は導入から約1か月経ったわけですが、昨年販売された大型機種と、4週目の稼働状況を比較してみました。
導入4週目稼働比較
機種名 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
ルパン三世LASTGOLD | 27000 | 26500 | 28000 | 35500 |
AKB48-3 | 22000 | 20000 | 21000 | 27500 |
牙狼TUSKOFGOD | 18000 | 15500 | 17000 | 22500 |
真北斗無双2 | 22000 | 21000 | 21500 | 30500 |
冬のソナタRemember | 33000 | 31500 | 32500 | 38000 |
戦国乙女5 | 23000 | 22000 | 23000 | 32000 |
ウルトラセブン2 | 30500 | 28000 | 28000 | 37000 |
昨年度トップ稼働機種の『冬のソナタRemember』には及びませんが、『AKB』『牙狼』『真北斗無双2』といった昨年下半期に導入された大型機種と比較すると、明らかに高稼働の状況です。
これらの機種は、微妙に型が違うとはいえ、
- メガコンテンツ
- 2400発比率の高い次回まで確変タイプのスペック
という共通点がありますが、昨年下半期から乱発されたこの手のタイプの機種の中で、『ルパン三世LASTGOLD』がもっとも稼働貢献してくれる結果になりそうです。
コンテンツの価値という意味ではどれも同レベルに近いと思いますし、スペックもそれほど変わり映えするわけではない。
そんな中で、『ルパン三世LASTGOLD』が今後も高稼働を続けるようであれば、ゲーム性や演出、ギミック、バランスといった事前に見極めることが難しい「遊技性」の部分で、他の機種よりもお客様に支持される要素があるということですから、あらためてこれらの機種を比較して、「どこが良かったのか」を分析してみようと思っています。
少なくとも、「TY」とか「モードTY」とか、メーカー様の販促資料やコンサル系の人が好むような要素で稼働が決まっていないことは確実でしょう。
あと、「出率」もですね・・・