鳥居ちゃんです。
先週一週間のパチンコ稼働を振り返ります。
2019年3月第1週の稼働状況
初期稼働
スロットのリゼロの超高稼働が話題の中心でしたが、パチンコも多くの新台が導入され、どこの店もかなりの大型入替だったと思います。
導入された機種は、
- ヱヴァンゲリヲン超暴走
- ヱヴァンゲリヲン超覚醒
- あしたのジョー
- 咲 阿知賀編
- FアクエリオンW
- 緋弾のアリアAA設定付
- リング呪縛RUSH設定付
- 美夏美華パラダイス
- 百花繚乱2(甘)
- 設定付牙狼GOLDSTORM翔
ではまず初期稼働の状況から見ていきます。
- ヱヴァンゲリヲン超暴走(新台)
- あしたのジョー(新台)
- 咲 阿知賀編(新台)
- 美夏美華パラダイス(新台)
- 百花繚乱2(甘)
- FアクエリオンW(バージョン機)
- 設定付牙狼GOLDSTORM翔(甘)
- 緋弾のアリアAA設定付(バージョン機)
- リング呪縛RUSH設定付(バージョン機)
初動としてはこのようなランキングになります。
さすがに完全新台である4機種が上位に並ぶ結果となりました。
コンテンツ的にももっとも強く、高継続機でもある『ヱヴァンゲリヲン超暴走』が貫録のトップ稼働。
悪くない数字ではありますが、かつてのメガコンテンツ機と考えると少し寂しいような気もします。
同時導入の超覚醒に関してはさらに1段階落ちる結果で、咲阿知賀編と同水準の状況です。
『あしたのジョー』も初動は40000越えで悪くない数字。
『咲阿知賀』は完全新台の初動としては、少し物足りない状況です。
『美夏美華パラダイス』は、ドラム機ということを考えるとまあこんなものというところでしょうか。
バージョン機の中では、『百花繚乱2』がトップ稼働。
コンテンツ的にも甘で強いタイプなので、今後も計算通りの稼働推移をしてくれそうな気配です。
シンフォギアスペックで再リリースされた『FアクエリオンW』は、バージョン機の初動としてはまずまずといった状況。
『アリア』『リング』『牙狼』はバージョン機ということを踏まえても、ちょっと苦しい初動でのスタートとなりました。
続いて、稼働の維持率を見てみましょう。
稼働維持率
稼働維持率も、『ヱヴァンゲリヲン超暴走』がもっとも良い状況。
ここ最近のヱヴァシリーズは、長期間設置されることなく、通常の新台と同程度のスパンで外れていくことが多いだけに、この状況が2週目以降も続いてくれれば・・・というところです。
打ちたいお客様はいるコンテンツなので、昔ほどの多台数ではないにせよ、5台程度で長期間設置できるような稼働をしてくれることを期待したいですね。
続いて維持率が高かったのは『FアクエリオンW』。
ベース機はそれほど稼働が良かったわけではないのですが、やはりシンフォギアスペックがお客様に望まれていたのか、維持率は高かった状況です。
おそらく、マクロスF3なども同じ展開(バージョン機でシンフォギアタイプのリリース)が想像されるので、今後も一定水準で稼働し続けてくれれば、SANKYO様としても「してやったり」というところでしょうか。
維持率3位は『咲阿知賀編』。
ファンがいるコンテンツでありながら導入台数も少な目なので、特に土日の稼働が良かったですね。
ただ、設定付きの上に低設定の出率が激辛で、スペック的にも出玉感を感じづらいタイプなので、今後どこまで稼働を維持できるかは、店の客層と使い方で大きく差がつきそうな感じです。
4位は『あしたのジョー』。
初動は2番目に良く、数字自体も悪くなかったのですが、稼働維持率はあまり良くありません。
固定ファンがつくコンテンツでもないので、今後の推移には不安を感じる状況と言えるでしょう。
5位は『百花繚乱2』。
甘デジバージョン機としては悪くない数字だと思います。
初動でも述べた通り、計算通りの稼働をしてくれる期待は高いでしょう。
6位は『アリアAA』。
ベース機も前作のアリア2と比較するとかなり稼働が悪かったのですが、バージョン機もなかなか厳しそうな状況。
藤商事様は最近、かなり苦しいですね。
業界紙に『次のリングで巻き返す!』という記事が載っていましたが、一昨年まではどの機種も安定した稼働をしていたのに、昨年以降は逆の状況になりつつありますので、そろそろ復活を期待したいところです。
7位は『美夏美華パラダイス』。
ドラム機として考えると初動は悪くない数字だったのですが、その後の維持率はかなり悪い状況です。
こちらも前作は長期稼働したのですが、やはりスペックが完全に別物になっているのが良くないように思います。
なぜ前作の大量出玉タイプを踏襲しなかったのか、甚だ疑問というのが正直なところです。
8位は『リング呪縛RUSH』。
初動、維持率ともにもっとも悪い結果となりました。
この機種はベース機も稼働が奮わず、藤商事様の最近の凋落を象徴するような機種になってしまっていますね。
とはいえ、藤商事様の機種ラインナップの中ではもっとも期待値の高いコンテンツだと思いますので、「ホラー系パチンコのパイオニア」としての力を次作で見せてくれることを期待したいと思います。
個人的な意見ですが、
- 電話が鳴ればチャンス
- 疑似連でわかりやすく期待度が上がっていく
- どこで落ちるかわからないが、力の入れどころもそれなりにわかる手の落下
といった、基本的な部分を元のバランスに戻してほしいです。
最近のリングは、
- 電話が鳴っても空気
- 疑似連のタイミングがわかりづらい
- 手の落下ポイント(力の入れどころ)がまったくわからない
と、機種の長所がすべて消えているように感じますので。
まとめ
多くの機種が導入されましたが、初週が良い状況だったとはっきり言えるのは『ヱヴァンゲリヲン超暴走』くらいでしょうか。
また、設定付きパチンコが多く導入されましたが、全国平均での設定の使用状況は、
- 絶望的
といっても良い状況です。
設定1での出率が各社ばらつきが大きい中で、設定の使用状況はそれに関わらず一律に近いので、お客様からの設定付きへの不信感はますます強くなっていく状況でしょうね。
- メーカー側のゲージ構成、スペック設計にも意図や統一感を感じない。
- ホール側も設定をうまく使うことを放棄している。
- お客様にもそれが伝わり悪いイメージを持たれている。
今の設定付きパチンコの状況は正にこのような負のスパイラル状態だと言えるでしょう。
管理式遊技機の具体的な話が最近少しずつ聞こえてきていますが、そういった大きなきっかけで足並みが揃うまでは、残念ながら設定付きパチンコは厳しい状況が続きそうな状況ですね。
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