鳥居ちゃんです。
先週一週間のパチンコニュースを振り返ります。
2019年6月第2週の稼働状況
先週に引き続き、『Pうる星やつら』は順調な稼働状況。
導入2週目には、定番機種である北斗無双、大海4、慶次漆黒らより低稼働(しかも台数は遥かに少ないのに)になるという状況が続いていただけに、普通に稼働してくれるだけですごく良い結果に感じますね・・・
いかに他機種が「普通ではない」状況なのかということですが、新機種にこれだけ価値がない状態でも「入替」を進めていかないといけないというのは本当に理不尽というかなんというか・・・
最近、参議院選挙に立候補されている尾立氏が話題ですが、もし本当に業界のための働きかけをして下さるということなら、
- ホールもお客様も外したくない、外してほしくない機種
- 射幸性が新規則機と比較して同程度の機種
に関しては、外すのかどうかをホール側が選べるようにしていただけないものでしょうか。
パチンコに関しては、最大出玉が1500個以下というのは規則で決まっている、つまり国が適正な射幸性の基準として定めているわけですから諦めるとしても、最大出玉が1500個以下の機種は、使い続けてもなんら問題はないと思います。
保通協の適合率が上がるような施策であったり、内規緩和であったりと、話題になる内容のすべてが
- ホールは新台を購入する
という前提なのがどうにも釈然としないですね・・・
稼働の話に戻ります。
うる星やつら以外の
- マクロスフロンティア3(ライト)
- 咲阿知賀編(ミドル)
- バイオハザード(甘)
- SHOW BY ROCK
- 女子ザジャイアント
これらの機種に関しても、初週から状況は変わらず、稼働はすべて横一線という状況。
前回も書いたように、土日の稼働の上げ幅という点を見ると、咲が他に比べるとまだ長く使える可能性はあるかなというくらいでしょうか。
直近機種の低稼働要因は?
あまり型にはめたような考え方をするのは好きではないのですが、直近機種の稼働状況を見ていると、お客様からの支持を得られない機種の条件というのは割と明確です。
- 変則的なことをやっている機種
- 前作と変わり映えのない機種
- 設定付き機種
- 小当りRUSH機
これらの要素に当てはまる場合、極めて高確率で低稼働に終わります。
『うる星やつら』を見てみても、特徴的な要素って実は何もないんですよね。
スペックも液晶も盤面ギミックも「普通」。
ただ、その「普通」を悪い方向に逸脱したような機種が多すぎるので、「普通」がお客様に「良いもの」として支持される流れになっているように感じます。
こうした観点から見た場合、8月以降の新機種にはかなり不安を覚えます。
あの花、マクロスΔ、リング、北斗8と、タイトル的にはお客様が興味を持って下さりそうなラインナップですが、どの機種もどこかしら上記の低稼働要因に引っかかります。
もちろん、このような記号化した考えだけで物事を判断する気はないのですが、上記の項目が低稼働に終わる可能性の高い要素であることもまた事実なので、メーカー様には、
- お客様が求めているもの
をよりシンプルに開発する方向へシフトして欲しいなと思います。
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