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俺の名は「ディアボロ」
「パーラーディアボロ」の店長だ。
今日は、7月上旬の新台は何を購入したのかと、今いろんな意味で話題のカイジ4について語るとしよう!
カイジ4の結果に関して
我が店の6月の新台入替は、
- カイジ4HIGH&LOW 5台
- 犬夜叉JUDGEMENT∞SP 5台
- めぞん一刻~約束~99ver 2台
となっており、購入判断としては今のところ適正だったと言える状況だ。
カイジ4に関しては、大手法人を中心に大量導入されており、そのような店では稼働に頭を悩ませていることだろう……
なぜカイジ4がこれほどの台数が売れたのかという点については、不思議に思う読者もいるかもしれないが、これは、大手法人と中小法人では新台購入の動機が異なってくる点が大きく影響している。
現状、稼働がしっかりついており、経営状況的にも余裕のある大手法人にとって、新台購入時にもっとも避けなければならないことは、自店のユーザーを競合店にとられることだ。
その観点から考えると、「新台購入」でもっともしてはいけないことは、
- 「ユーザーに支持された機械」を少台数しか購入しなかった
ということになる。
昨年度の例でいえば、「GANTZ」や「シンフォギア」といった機種を、自店では少台数しか購入せず、競合店に大量導入されていれば、ユーザーをとられることに繋がる。
大手の法人が新台購入を考えるときに最初に考えるのは、この点になる。
稼働面を考えたときに少なからず怪しい点があったとしても、優先順位的にこちらの方が上なので、営業段階で、「そうなりうる可能性」を感じた場合、多少のリスクを背負ってでも大量導入という決定をしてくるわけだ。
これは、機械を販売するメーカー側も当然わかっているので、大手法人に対しては、「そういった気にさせる」営業活動をしてくる。
そういう意味では、今回の件に関しては「高尾の事前営業がうまかった」ということだろう。
もちろん、こんなことは業界全体にとってまったく喜ばしいことではないのだが、大手法人においては、新台購入時の判断の第一基準が、
- 失敗(低稼働の機械を大量購入してしまうこと)よりも、成功を逃さないこと
である以上、今回のようなケースは今後もまた起きてくるだろう。
逆にいうと、エリアの中で高稼働を維持している強いホールであるにも関わらず、カイジ4を適正台数しか購入していないホールなどは、
- 新台を評価する能力が高い。
- 固有の戦略を持っている。
などの可能性があるので、動向に注目してみるといいだろう。
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7月上旬の新台は何を購入したのか
では話を俺のホールのことに戻そう。
前回の記事では6月下旬の新台購入について書いたが、今日は、7月上旬の新台購入についてだ。
7月上旬に予定されている新台は、
- 大海物語4BLACK
- ぱちんこウルトラセブン2
- 綱取物語
以上になる。
まあ悩みどころは「台数」。
これに尽きるといっていい。
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大海物語4BLACKについて
大海3BLACKを認定済とはいえ、購入しないという判断はありえない機種になる。
- 旧規則でリリースされるであろう最後の海物語(ライト)であること
- 前作の大海3BLACKの超長期稼働実績
- ベース機の大海4の長期稼働実績
この時点で購入は確定で、あとは台数だけの問題だが、
結論からいうと、10台の購入となる。
これは、俺の店の規模から考えるとかなりの多台数の購入になるが、そう判断した最大の理由は、
- 本機種のスペックが良く考えられている。
という点が大きい。
海物語史上初のV確変にすることで、RUSH時の出玉性能を前作のBLACKと比較して遜色ないレベルにしてあり、俺はこの点を非常に高く評価している。
もちろん、従来の海物語ライトシリーズの長所であった、
- 大当たりすれば100%STという点が50%になっている。
- 初回当たり時に16R大当たりがない。
- RUSHがST50回転+時短50回転という歪な性能(後半50変動の期待度が低い)。
- 左打ちV確変なので、大当たり中やRUSH中に特図1の保留が溜まる(客層を考えると結構なリスク)。
など、デメリットもいろいろと存在するが、どうやっても前作よりは劣った性能のスペック設計しかできない中で、「うまく誤魔化した」スペックになっていると思う。
沖縄4桜よりは、はるかに期待できる内容と言っていい。
- 低貸への移動まで視野にいれれば、問題なく長期設置を想定できること。
- 今後3年間で新装開店する店のことを考えると、中古価格も大暴落は考えづらい。
などの要因を考えても、10台の結論で間違いないだろう。
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ぱちんこウルトラセブン2について
納期の件などでいろいろと話題が絶えない機械だが、俺の評価としては、
- 今年リリースされた新機種の中で一番期待
しているという結論になる。
演出面も非常によく出来ているし、スペックに関する評価も高い。
スペックに関しては、
- 初当たり時の約70%で「小当たりRUSH」に突入する。(時短引き戻し等も込み)
- 初当たり時の約40%で「小当たりRUSH」⇒「16R確変」という一番良いルートに到達する。
この2点を高く評価している。
この、1/319という初当たりを突破したときの、
- 最低限の満足感やゲーム性を得られるルート。
- 一番満足できるルート。
への到達率を、今の319タイプの稼働を予想する上で、俺は非常に重要視している。
カイジ4などは、この数字が極めて悪い。
もちろん「射幸性」や「バトルの勝率」という点で、前作のセブンのスペックとは比ぶべくもないが、それは残念ながらどうしようもない。
多台数(5万?7万?)導入されるという懸念はもちろんあるが、今年の新機種の中ではじめて、
「頂」
になりえる機種と判断したので、今年購入した新台で初めて、
- 20台(一列)
の購入という決断を下した。
綱取物語について
残念ながら、もう予算はない!
これ系の台は、島内の一撃の出玉性能のバランスという意味で、6月下旬の「今日もカツ丼」を購入する決断をしていることもあり、購入は見送りとなる。
まとめ
7月上旬の新台購入に関しては以上だ。
合計30台と、今年の新台入替の中では最大規模の入替となる。
長期的な視野での購入の大海4BLACKはともかく、ウルトラセブン2に関しては、今年の新台購入が適正だったかどうかを占う重要な機種となる。
(カイジ4は適正台数しか買っていないしな!)
7月上旬の開店を楽しみに待つとしよう!
(納期大丈夫だろうな!)