アバックヨだ。
サンセイの新機種、牙狼8のスペック情報が出ているな。
一時、4円パチンコにおいて海シリーズに近づくほどのシェアを獲得しておきながら、スペック規制の影響で今や市場からほぼ姿を消した牙狼シリーズ。
前作ではカタログスペックと大幅に乖離した挙動をするという不具合で回収騒動になったのも記憶に新しい。
起死回生となるか、さっそく詳細を見てみよう。
※特図1の確変割合が33%のスペックに変更になりましたので記載を修正しました。(2019/5/16)
【パチンコ牙狼8】 P牙狼-冴島鋼牙- スペック・継続率・出玉詳細
低確率 | 1/319.6 |
高確率 | 1/99.9 |
アタッカー性能 | 15個賞球×10カウント |
タイプ | V確ST |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
10R確変 | 33% | 1500個 | 160回 | 約80% |
10R通常 | 67% | 1500個 | 100回 | 約26.9% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
10R確変 | 100% | 1500個 | 160回 | 約80% |
リアルボーダーライン
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : ???回 / 1000円
※リアルボーダーラインはホールへの導入後に記載します。
解説
解説することがないほどのシンプルスペックだな。
牙狼の特徴である、
- 一律最大出玉
- V確変ロングST
といった点を現行規則でそのまま再現した型になっている。
初回当たり時の確変突入率は、通常大当たり後の時短引き戻しを加味すると、
- 約51.0%
初回当たり時の2連以上する期待度は、
- 約44.4%
という数字になる。
初当たり時の確変割合が33%しかない上に、確変当選時でもST非当選でスルーがある為、2連以上させることは意外と難しいスペックだ。
北斗無双・慶次漆黒との出玉性能比較
牙狼シリーズの最大の特徴は、「射幸性(出玉性能)のみで稼働していた」ということ。
ライトミドルや甘デジなどのバージョン機、スペック規制後のスペックダウン機は、1機種たりとも高稼働していない。
絶狼などの別シリーズ機も同様。
- ナンバリングタイトルで高射幸性
この条件を満たさないと稼働しないという極めて極端な機種が牙狼シリーズだ。
したがって、牙狼8においても、現市場で「高射幸性」の代表格と言える機種と比較してどのような性能なのかが非常に重要になると言えるだろう。
現市場で「高射幸性」の代表機種と言えば、
- 真・北斗無双
- 真・花の慶次2 漆黒の衝撃
この2機種。
比較してみよう。
■初回大当たり時性能比較:(低確率はいずれも1/319)
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 時短回数 | 次回当選期待度 | |
牙狼8 | 10R確変 | 33% | 1500個 | 160回 | 約80% |
10R通常 | 67% | 1500個 | 100回 | 約26.9% | |
慶次漆黒 | 6R確変 | 55% | 900個 | 100回+α | 約67% |
6R通常 | 45% | 900個 | 100回 | 約26.9% | |
北斗無双 | 6R確変 | 50% | 900個 | 130回 | 約80% |
6R通常 | 50% | 900個 | 100回 | 約26.9% |
スペック表としては上記のとおり。
慶次漆黒のみ転落抽選タイプだが、遊技上の型は全機種ほぼ同じと思っていい。
性能を整理して比較すると、
初回大当たり時平均出玉
- 牙狼8 : 1500個
- 慶次漆黒 : 900個
- 北斗無双 : 900個
初回大当たり時に2連以上する期待度
- 牙狼8 : 約44.4%
- 慶次漆黒 : 約49.0%
- 北斗無双 : 約53.5%
このようになる。
平均出玉は牙狼8がもっとも多いが、確変割合33%の影響で、2連以上する期待度は牙狼8がダントツで低くなっている。
■RUSH時性能比較:
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 時短回数 | 次回当選期待度 | |
牙狼8 | 10R確変 | 100% | 1500個 | 160回 | 約80% |
慶次漆黒 | 16R確変 | 100% | 2400個 | 100回+α | 約67% |
北斗無双 | 16R確変 | 51% | 2400個 | 130回 | 約80% |
8R確変 | 7% | 1200個 | 130回 | 約80% | |
4R確変 | 42% | 600個 | 130回 | 約80% |
スペック表としては上記のとおり。
RUSH中に関しても、遊技上の型は全機種ほぼ同じだな。
100%確変で、ST・転落の差はあるものの要は「当たらず抜け」があるタイプ。
性能を整理して比較すると、
RUSH時大当たり平均出玉×継続率
- 牙狼8 : 1500個×80%
- 慶次漆黒 : 2400個×67%
- 北斗無双 : 1560個×80%
このようになる。
牙狼8のRUSH性能は、現市場で最高性能の真・北斗無双、慶次漆黒と比較しても遜色ないレベルに仕上がっている。
※同時期リリースの必殺仕置人とのスペック比較はこちらの記事をご参照ください。
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Pぱちんこ新必殺仕置人スペック詳細‼ 85%継続のV確STタイプ‼ 牙狼8、北斗無双、慶次漆黒と出玉性能を徹底比較‼
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PV・試打動画等
まとめ
牙狼の高稼働する要因の1つである
- 現市場で最高の射幸性・出玉性能
という点は満たしていると考えていいだろう。
新規則機でこのスペックをよく適合させられたと思う。
こうなると気になるのが、RUSH中のスピード。
ここに関しては今後の情報を待つしかないが、保通協実射試験でもっとも不適合になりやすい型の1つが、「一律最大出玉タイプ」
今回のスペックの場合、単純に1時間で5連すればそれだけで不適合ラインになるため、普通に考えるとかなり遅くしている可能性は高いが・・・
ともあれ、牙狼のイメージ通りで且つ、市場での最高クラスの出玉性能という、新規則牙狼としてはほぼ100点に近いスペックに仕上がっていると思う。
演出面等がしっかり仕上がっていれば、充分に往時の高稼働を期待できる内容だと思うので、今後の情報を楽しみに待ちたい!
過去の「新台スペック情報」の記事はこちら!