アバックヨだ。
オッケーの新機種、Pぱちんこ劇場霊のスペック情報が出ているな。
P新鬼武者と同じ1/319の小当たりRUSH搭載スペックだが、小当たりRUSH中の消化&増加速度の速さを売りにしているようだ。
さっそく詳細を見てみよう。
※2019/2/20 リアルボーダーラインを追記。
Pぱちんこ劇場霊スペック詳細
低確率 | 1/319.7 |
高確率 | 1/76.7 |
確変割合 | 57% |
アタッカー性能 | 15個賞球×10カウント |
タイプ | 次回まで確変タイプ 小当たりRUSH |
小当たりRUSH性能 | 約19~20個/1回転(払い出し) |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
3R確変A | 50% | 450個 | 0回(小当たりRUSH) | 100% |
3R確変B | 7% | 450個 | 100回(101回転目から小当たりRUSH) | 100% |
3R通常 | 43% | 450個 | 100回 | 約26.9% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
10R確変 | 25% | 1500個 | 0回(小当たりRUSH) | 100% |
6R確変 | 13% | 900個 | 0回(小当たりRUSH) | 100% |
3R確変 | 12% | 450個 | 0回(小当たりRUSH) | 100% |
2R確変 | 7% | 短開放 | 100回(101回転目から小当たりRUSH) | 100% |
2R通常 | 43% | 短開放 | 100回 | 約26.9% |
リアルボーダーライン(2019/2/20追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 22.3回 / 1000円
リアルボーダーラインは激辛水準。かなり回らないと厳しいだろう。
解説
スペック自体は極めてシンプルな形。
大当たりの出玉の違いはあるものの、特図1・2共通で
- 大当たりの50%で、小当たりRUSH突入。
- 大当たりの50%で時短100回転突入。
- 時短100回転時の7%は内部確変。この場合、100回転以内に大当たりしなかった場合は、101回転目から小当たりRUSHへ移行。
このような流れとなる。
同じ型のP新鬼武者もそれなりには稼働したし、難しいところも特にない、新規則機のミドルとしては悪くないバランスのスペックだと思う。
最大の特徴は、小当たりRUSH中の消化&増加スピードの速さ
本機種の最大の特徴となっているのが、小当たりRUSH時のスピードの速さによる爽快感。
1回の小当たりRUSHでの獲得期待値は払い出しで約1500個と規則上できるMAXの性能。
これ自体はP新鬼武者も同等だが、P劇場霊は、小当たりRUSH時の変動スピードがP新鬼武者よりはるかに速い。
P新鬼武者は、1分間当たりの変動数が約13回転前後になるが、
- P劇場霊は、約20回 / 1分間
という性能になっている。
変動時間は1秒以下で、リーチはずれ変動もほとんど発生せず、体感的には「ずっと小当たり」している感じになるので、爽快感はかなりのものに仕上がっているだろうな。
もちろん、新規則機として実射試験をパスしている以上、他のどこかである程度、時間を使っているポイントはあるだろうが、だらだら増える小当たりRUSHは楽しくないので、これは良い特徴だと思う。
まとめ
とにかく50%の小当たりRUSHを引けば良いというスペックで、かなりわかりやすいタイプになっている。
- 初当たり時の出玉の少なさ
- 確変継続率の低さ
- RUSH中の50%で2R大当たり
とデメリットもわかりやすいので、小当たりRUSHの爽快感が、演出込みでそれ以上のものに仕上がっているかどうかが稼働のポイントになりそうだな。
京楽・オッケーはぶれることなく小当たりRUSHスペックを押し続けているので、どのメーカーよりも経験値があり、良いものを作れる可能性が高いのは間違いないので期待したいところだ。
(何気にクロユリ団地が好きだった俺としては、導入を心待ちにしていたりする)