アバックヨだ。
北斗シリーズ最新作、P北斗の拳8覇王のスペック情報が出ているな。
大勢の予想に反し、高継続タイプではなく小当りRUSHタイプでのリリース。
さっそく詳細を見てみよう。
※先日、誤った内容でいったん記事をアップしてしまいました。1時間ほどで気づき削除しましたが、その時に記事をご覧いただいた方には、間違った情報をお伝えしてしまい申し訳ありませんでした。
※現時点での情報を基に記載しています(特に小当りRUSH関連)。もし記載内容に誤りがあった場合は直ちに修正させていただきます。
P北斗の拳8覇王 スペック・継続率・出玉詳細
低確率 | 1/319.7 |
高確率 | 1/54.3 |
小当り確率 | 約1/1.19 |
確変割合 | 66%(次回まで確変タイプ) |
アタッカー性能 | 15個賞球×10カウント |
小当たりRUSH出玉性能 | 約27発 /1変動程度(推測) |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 次回大当り期待度 |
10R確変 | 20% | 1500個 | 次回まで&小当たりRUSH | 100% |
4R確変 | 46% | 600個 | 次回まで | 100% |
4R通常 | 34% | 600個 | 時短50回 | 約14.5% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 次回大当り期待度 |
10R確変 | 40% | 1500個 | 次回まで&小当たりRUSH | 100% |
4R確変 | 26% | 600個 | 次回まで | 100% |
2R通常 | 34% | 短開放 | 時短50回 | 約14.5% |
リアルボーダーライン
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : ???回 / 1000円
※リアルボーダーラインはホールへの導入後に記載します。
解説
スペックの型は、京楽のウルトラセブン2や劇場霊と同様の小当りRUSHタイプ。
■初回大当り時(通常時):
初当たり時の20%の10R確変当選でもっとも良い状態である小当りRUSHへ移行。
46%の4R確変なら、次回まで確変状態へ。
34%の4R通常大当りなら、時短50回へ移行する。
20%の10R確変時は、大当たり出玉1500個に加え、獲得出玉期待値1500個弱の小当りRUSHがついてくるため、実際の性能としては、
- 20% : 3000個払い出し : 次回まで確変
- 46% : 600個払い出し : 次回まで確変
- 34% : 600個払い出し : 時短50回(引き戻し期待度約14.5%)
という性能だと思えばいいだろう。
初回大当たり時の平均獲得出玉は、
- 約1080個
初回大当たり時の時短引き戻し込みの合算継続率は、
- 約70.9%
となる。
■RUSH中(右打ち時):
確変・時短中は、10R確変(+小当りRUSH)の割合が通常時の2倍の40%に跳ね上がる。
- 40% : 3000個払い出し : 次回まで確変
- 26% : 600個払い出し : 次回まで確変
- 34% : 短開放(ほぼ0個) : 時短50回(引き戻し期待度約14.5%)
という性能だと思えばいいだろう。
右打ち中の大当たり時の平均獲得出玉は、
- 約1360個
初回大当たり時の時短引き戻し込みの合算継続率は、
- 約70.9%
となる。
小当りRUSHの性能は?
最大の特徴の1つが、過去最高クラスの性能を誇る小当りRUSH。
- BAが500%(100発打ち出せば500発払い出される)
- 平均獲得出玉は規則上の最大値である1500個クラス
という噂なので、この情報を基に性能を考察してみよう。
■1変動あたりの払い出し出玉:
高確率が1/54.3なので、1変動あたりの出玉性能は、1500÷54.3で、
- 約27個/1変動(払い出し)
と、過去の小当りRUSH機の中でも屈指の高さ。
■1変動あたりの消化スピード:
BA500%ということは、300発の発射で1500個の払い出しになる。
1分間の発射数は100発なので、3分間で54.3回変動する計算になる。
つまり、1分間あたりの変動スピード(SA)は、
- 約18回/1分間
となる。
小当りの開放時間まで込みで、1変動約3秒強になるので、小当りRUSH機としては考えうるほぼ最速に近い性能ということになるな。
■劇場霊の小当りRUSHとの性能比較:
過去にリリースされた小当りRUSH機の中で、最高性能なのは劇場霊だろう。(厳密にはLADYGAGAとか桃剣とかがあるが、旧規則機だし導入台数も少なかったので除外)
劇場霊の小当りRUSHは、
- 約20個/1変動
- 高確率 1/76.7
- 変動スピード 約20回/1分間
おおよそこのような性能だったが、北斗8は、
- 約27個/1変動
- 高確率 1/54.3
- 変動スピード 約18回/1分間
変動スピードもほぼ遜色なく、高確率が甘い分、1変動あたりの獲得期待出玉が多いので、性能的には劇場霊を超えていると言っていい。
実際にそんなことは難しいが、仮に1時間小当りRUSHが続けば、払い出しで時速30000個クラスの性能ということになる。
ただし、こちらに記載の情報は、最初に書いた現時点の噂が正しければという仮定の話。
仮に情報が正しくても、小当りRUSHの性能はカタログスペック上のものより実際には劣っていることも多いので、本当のところは実機での確認を待ちたいところだ。
小当りRUSH時の獲得出玉期待値は?
小当りRUSH時の獲得出玉期待値の一覧は以下のようになる。
小当りRUSH中変動回数 | 獲得出玉期待値(払い出し) | それ以上続く確率 |
10変動 | 270個以上 | 約81.7% |
30変動 | 810個以上 | 約54.5% |
50変動 | 1350個以上 | 約36.4% |
80変動 | 2160個以上 | 約19.9% |
100変動 | 2700個以上 | 約13.3% |
150変動 | 4050個以上 | 約4.8% |
200変動 | 5400個以上 | 約1.8% |
300変動 | 8100個以上 | 約0.2% |
400変動 | 10800個以上 | 約0.03% |
実際、小当りRUSH当選時の半分近くが、30変動以下、出玉期待値にして約810個以下で終わる。
反面、当選時の約20%、5回に1回は、出玉期待値2000個を超える。
実際には、この出玉に最低でも、突入時の10R大当り(1500個)はプラスされるので、小当りRUSHモードに入れることさえできれば、5000個~10000個程度の獲得期待値は充分にあると言うことができるが、とにかく「荒れる」スペックであることは間違いないな。
小当りRUSH一撃で10000個レベルの獲得が出来る期待値は、約0.03%となる。
北斗の拳7転生、真北斗無双、牙狼8、仕置人との性能比較
前作の北斗の拳7転生、真北斗無双とライバル機種になる牙狼8、仕置人と出玉性能を比較してみよう。
初当り時平均出玉 | 2連以上する期待値 | RUSH時平均出玉 | RUSH時合算継続率 | |
北斗の拳8覇王 | 1080個 | 約70.9% | 1360個 | 約70.9% |
真北斗無双 | 900個 | 約53.5% | 1560個 | 約80.0% |
北斗の拳7転生 | 600個 | 約67.2% | 1560個 | 約74.4% |
牙狼8 | 1500個 | 約44.4% | 1500個 | 約80.0% |
新必殺仕置人 | 450個 | 約56.0% | 1080個 | 約85.0% |
北斗の拳8覇王の性能の特徴としては、
- 初当り時の安心感がもっとも高い
という点。
牙狼にこそ劣るものの平均出玉も高めで、何より、次回まで確変タイプでV確機ではないため、初当たり時からしっかり66%確変があるので、2連以上する期待値は断トツで高い。
反面、RUSH中の性能は他機種に比べて明らかに見劣りする。
継続率は断トツで低く、平均出玉も少な目。
出玉に関しては、他機種と違い小当りRUSHに依存する部分が多いため、払い出しではなく実出玉で考えるとさらに分が悪くなる可能性も高い。
その代わり、小当りRUSH中にハメることが出来れば出玉は一気に伸びるので、運が良い時の出玉の増加スピードは、他機種を凌駕する可能性は高いと言える。
初当たり時の安心感が高く、RUSH中はヒキ次第でとにかく荒れる。
他機種とは少し毛色の異なる出玉性能の機種と言えそうだ。
PV・試打動画等
PVはカッコよくて
良い感じやなぁー
演出もこの調子でお願いします・・・←#最新機種#北斗の拳#北斗8 pic.twitter.com/zsjUsoVsJM
— スタジアム2001宗像 (@stadium2001) June 18, 2019
まとめ
とにかく「荒れる」スペック。
この1語に尽きる。
誰もが高継続バトルタイプの北斗の復活を期待していた中でのこのスペックがユーザーにどう評価されるのか。
ホールへの導入を楽しみに待ちたい。
過去の「新台スペック情報」の記事はこちら!