アバックヨだ。
サンセイのP寄生獣のスペック情報が出ているな。
シンフォギアと同じスペックを新規則で作ってみたという極めてわかりやすい設計になっている。
さっそく詳細を見てみよう。
※2019/2/6 リアルボーダーラインを追記しました。
P寄生獣スペック詳細
低確率 | 1/199.8 |
高確率(小当たり確率) | 1/7.4 |
アタッカー性能 | 12個賞球×10カウント |
タイプ | 1種+2種 |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
4R大当たりA | 5% | 480個 | 7回(+保留4個) | 約79.7% |
4R大当たりB | 95% | 480個 | 1回(+保留4個) | 約51.6% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
9R大当たり | 70% | 1080個 | 7回(+保留4個) | 約79.7% |
3R大当たり | 30% | 360個 | 7回(+保留4個) | 約79.7% |
リアルボーダーライン(2019/2/6追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 20.3回 / 1000円
解説
特に工夫したところもなく、清々しいくらいに完全にシンフォギア。
折角なので、シンフォギアと比較しておこう。
P寄生獣 | シンフォギア | |
低確率 | 1/199.8 | 1/199.8 |
高確率(小当たり確率) | 1/7.4 | 1/7.4 |
アタッカー性能 | 12個賞球×10カウント | 14個賞球×7カウント |
初当たり時出玉 | 480個 | 392個 |
最終決戦突破率 | 約51.6% | 約51.6% |
RUSH時平均出玉 | 約864個 | 約874個 |
RUSH時継続率 | 約79.7% | 約79.7% |
完全に一致といっていいレベル。
違いがあるのは、
- 初当たり時の出玉は寄生獣の方が多い。
- 初当たり時のRUSH直行大当たりも寄生獣の方が5%と多い。(シンフォギアは1%(15R))
- RUSH中の最大出玉はシンフォギアは15R大当たりなので、シンフォギアの方が多い。(1470個)
- その代わり、寄生獣は9R大当たりの割合が70%と高い。(シンフォギアの15Rは40%)
まあこんな所だが、トータルの性能としては差はないと言っていいだろう。
まとめ
この機種の意義は、
- 新規則でも、設定をつけなければシンフォギアとまったく同じ性能のスペックを作ることは可能
ということを証明したことだろう。
机上ではわかっていたことだが、実際に適合・販売してきたことで、新規則で作れる機種がどういうものなのかがより見えてきたと思う。
あと、P寄生獣で注目したいポイントは、「右打ち中のスピード」。
ここがシンフォギアと遜色ないレベル(従来機同様の遊技感覚のレベル)で保通協の実射試験を通すことができたのかどうか。
もしここが違和感ないレベルで仕上がっているなら、少なくともライトミドル帯で設定なしなら、従来機同様のスペックをリリースできるということなので、今後の情報を楽しみにしたいところだ。