アバックヨだ。
三洋の新機種、P咲-saki-阿知賀編のスペック情報が出ているな。
まともなコンテンツで完全な新機種での6段階設定付きパチンコはもしかしてこれが初だったか?
さっそく詳細を見てみよう。
※リアルボーダーラインを追記(2019/3/6)
P咲-saki-阿知賀編 スペック詳細
設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 | |
低確率 | 1/239.1 | 1/229.9 | 1/219.9 | 1/210.7 | 1/204.1 | 1/173.3 |
高確率 | 1/59.9 | 1/57.6 | 1/55.1 | 1/52.8 | 1/51.2 | 1/43.4 |
アタッカー性能 | 14個賞球×10カウント | |||||
確変割合 | 60% | |||||
電サポ回数 | 特図1:平均50回 特図2:平均70回 |
特図1 | |||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 |
10R確変 | 1% | 1400個 | 次回まで |
4R確変 | 59% | 560個 | 次回まで |
4R通常 | 40% | 560個 | 時短50回(平均) |
特図2 | |||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 |
10R確変 | 21% | 1400個 | 次回まで |
7R確変 | 19% | 980個 | 次回まで |
4R確変 | 20% | 560個 | 次回まで |
10R通常 | 13% | 1400個 | 時短70回(平均) |
7R通常 | 14% | 980個 | 時短70回(平均) |
4R通常 | 13% | 560個 | 時短70回(平均) |
設定ごとの出玉性能比較は以下のとおり
低確率 | 高確率 | 特図1大当たり時合算継続率 | 特図2大当たり時合算継続率 | |
設定1 | 1/239.1 | 1/59.9 | 約67.6% | 約70.2% |
設定2 | 1/229.9 | 1/57.6 | 約67.8% | 約70.5% |
設定3 | 1/219.9 | 1/55.1 | 約68.2% | 約70.9% |
設定4 | 1/210.7 | 1/52.8 | 約68.5% | 約71.3% |
設定5 | 1/204.1 | 1/51.2 | 約68.7% | 約71.6% |
設定6 | 1/173.3 | 1/43.4 | 約70.1% | 約73.3% |
リアルボーダーライン(2019/3/6追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 22.0回 / 1000円
リアルボーダーラインは22.0回。
この数値は、初当たり確率が1/222という数字でのボーダーラインになる。
つまり、導入初日の全国データでの平均設定は、設定3弱ということになるな。
全国データを基にした設定1・設定6のリアルボーダーラインは、
- 設定1:25.0回/1000円
- 設定6:16.0回/1000円
になる。
設定1のボーダーラインは激辛レベルなので、遊技する際はかなり注意した方が良い機種と言えるだろう。
解説
今作のウリがまさかのダジャレ!?
まぁ、前作も悪くなかったのとキャラがより萌えな感じになっているので、
前作同様、一定層の需要はありそうですね。#資料#パチンコ新台#咲 pic.twitter.com/aTPLWh1dL4— Pファイターズ (@pachinko_pf) 2019年1月9日
スペックに書かれている通常当たり時の、
- 特図1 時短回数平均50回
- 特図2 時短回数平均70回
という情報と、上のバトルフローから考えると、おそらくゲームの流れは以下のようになる。
ゲームの流れ
①大当たりすると、確変当たり・通常当たりを報知せずに、必ず麻雀戦闘モードに移行。(覚醒ボーナスだけは確変確定?)
②通常大当たり時は、時短の平均回数が50回なので、合算継続率は上のスペック表に書いた通り、67.6%~70.1%。
③内部的に通常大当たりの場合は、定められた時短回数までに大当たりしなかった場合は、バトル敗北して復活モードへ移行。内部的に確変大当たりの場合は必ず大当たりする。
④RUSH中(特図2)大当たり時も同様。ただし、特図2大当たり時は時短回数の平均が70回になるので、2連目以降は合算継続率は、70.2%~73.3%に上がる。
このようなゲーム性だと思われる。
通常大当たり時は、復活モードが10回転と書いてあるので、規定の時短回数の10回転前になった時点でバトル敗北する感じか。
時短回数がどれほどのパターンの振り分けになっているのかは現時点ではわからないが、そのパターンが少ないとどこでバトル敗北するかがわかってしまうので、多めにパターンを持っている可能性は高いな。
65%内規撤廃前の機種なので、確変継続率の低さをフォローするためにこのようなゲーム性にしたということだろう。
まとめ
最大の注目ポイントは、完全な新機種としては、ほぼ初の6段階設定付きパチンコだということだろう。
今までは、
- 設定付きだが、リリース済みの機種のバージョン機
- 完全新機種だが、設定がついていない
- 完全新機種で設定もついているが、アナログ機や微妙なコンテンツ
このパターンばかりだったが、ついにそれなりに期待感のあるコンテンツでの完全新機種の設定付きパチンコが出てきたということだ。
この機種以外にも、緋弾のアリアAAのライトミドルや、仕事人、北斗の拳7、牙狼の甘デジなど、2月以降はビッグタイトルでの設定付きパチンコが続々とリリースされてくる。
群馬県の問題などを受けて、大手法人を中心に設定付きパチンコへの需要が高まってきているという流れもあるので、なんとかユーザーに設定付きパチンコが認められるような結果が出てほしいところだ。
ホールへの導入を楽しみにしたい。