アバックヨだ。
SANKYOの新機種、P蒼穹のファフナー2のスペック情報が出ているな。
前作は歴史に残るレベルで攻略されてあっという間に撤去されたわけだが、それ故の話題性と、版権人気、2種タイプのオンリーワンのゲーム性も合わさって、ネット上などでは未だに根強いファンも多い機種だ。
本機種も2種タイプでSANKYOらしい独自性のある役物を搭載した機種に仕上がっているようだ。
さっそく詳細を見てみよう!
※2019/2/6 リアルボーダーラインを追記しました。
P蒼穹のファフナー2 スペック詳細
通常時(特図1)小当たり確率 | 約1/59.9 |
通常時小当たり時V入賞率 | 約1/3.3 |
通常時大当たり確率 | 約1/199.7 |
RUSH時(特図2)小当たり確率 | 約1/1 |
RUSH時小当たり時V入賞率 | 約1/1.8 |
RUSH時大当たり確率 | 約1/1.8 |
アタッカー性能 | 12個賞球×10カウント |
タイプ | 2種 |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
9R大当たり | 約3.8% | 1080個 | 1回(+保留1個) | 約80% |
3R大当たり | 約96.2% | 360個 | 1回 | 約55% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 大当たり期待度 |
9R大当たり | 約56.1% | 1080個 | 1回(+保留1個) | 約80% |
3R大当たり | 約43.9% | 360個 | 1回(+保留1個) | 約80% |
リアルボーダーライン(2019/2/6追記)
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : 23.1回 / 1000円
リアルボーダーラインは23.1回/1000円と激辛。
解説
■通常時のゲームの流れ:
通常時は、まずは約1/59.9の小当たり当選を狙う。
液晶で「迎撃図柄」が停止すると小当たりで、その後、役物を使った「迎撃チャレンジ」に移行する。
迎撃チャレンジのV入賞率は約1/3.3で、V入賞すれば大当たり獲得となる。
つまり、通常時の大当たり確率は、
- 1/59.9 × 1/3.3 = 1/199.7
になる。
いわゆるライトミドルスペックだな。
■初当たり後のゲームの流れ:
初当たり時の3.8%はRUSH直行の9R大当たりだが、ほとんどの場合は、96.2%の3R大当たりとなる。
3R大当たり後は、時短1回転でV入賞を狙う「フェストゥムチャレンジ」に突入。
V入賞率は約1/1.8なので、大当たり期待度は約55%になる。
ここで大当たりすることができれば、時短1回転+保留1回転のフェストゥムRUSHに突入。
いわゆる突破型スペックだな。
■RUSH中のゲームの流れ:
フェストゥムRUSH中は、時短1回+保留1回の計2回転で、約1/1.8のV入賞を狙うゲーム性になる。
- 1回転での大当たり期待度は約55%
- 2回転合わせての大当たり期待度は約80%
RUSH中の平均大当たり出玉は約760個なので、
- 平均760個出玉 × 80%継続
のRUSH性能になる。
シンフォギアとの比較
ということで、
- スペック性能は、要はシンフォギア
だ。
比較してみよう。
P蒼穹のファフナー2 | シンフォギア | |
低確率 | 1/199.7 | 1/199.8 |
高確率 | 1/1.8 | 1/7.4 |
アタッカー性能 | 12個賞球×10カウント | 14個賞球×7カウント |
初当たり時平均出玉 | 387個 | 402個 |
初当たり後RUSH突入率 | 約57% | 約52% |
RUSH時平均出玉 | 約760個 | 約874個 |
RUSH時継続率 | 約80% | 約79.7% |
- 通常時の大当たり確率はほぼ同じ。
- 初当たり時の平均出玉もほぼ同じ。
- 初当たり後のRUSH突入率はファフナーの方が約5%高い。
- RUSH中の平均出玉は、シンフォギアの方が約100個多い。
- RUSH中の継続率はほぼ同じ。
完全に一致だな。
まとめると、
- 出玉性能は実績のあるシンフォギアとまったく同じで
- ゲーム性が役物のV入賞メインに変わった機種
ということになる。
PV・試打動画
まとめ
注目はなんといっても「V役物」だろう。
6個の穴のうち1つが大当たりの回転体だが、役物に複数の玉が入賞した場合、はずれ穴に入った玉がはずれ穴を塞ぐので、目に見えて大当たり確率が上がっていくというSANKYOらしい、非常に面白そうな役物に仕上がっている。
スペック(出玉性能)も実績のあるシンフォギアタイプで悪くないし、かなり面白そうな印象を受けるな。
攻略の代名詞のようなタイトルで、あえて2種タイプのままでリリースしてくるわけだから、さすがに攻略面に関しては万全のケアをしているのだろう。
前作と違い長くホールに設置される人気機種になってほしいものだ。
ホールへの導入が非常に楽しみだ。