アバックヨだ。
ビスティの新機種、P鉄拳極のスペック情報が出ているな。
ライトミドルの高継続STタイプで、コンボを重ねることで出玉が増えていく爽快感が特徴のようだ。
さっそく詳細を見てみよう。
ぱちんこP鉄拳 極 スペック・継続率・出玉詳細
低確率 | 1/199.8 |
高確率 | 1/45.7 |
アタッカー性能 | 6個賞球×10カウント |
タイプ | V確ST |
特図1 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
6R確変 | 50% | 360個 | 100回(ST104回) | 約90.0% |
6R通常 | 50% | 360個 | 100回(時短) | 約40.7% |
特図2 | ||||
ラウンド | 割合 | 払い出し出玉 | 電サポ回数 | 電サポ中当選期待度 |
10R確変 | 31% | 600個 | 100回(ST104回) | 約90.0% |
6R確変 | 30% | 360個 | 100回(ST104回) | 約90.0% |
4R確変 | 29% | 240個 | 100回(ST104回) | 約90.0% |
2R確変 | 10% | 120個 | 100回(ST104回) | 約90.0% |
リアルボーダーライン
リアルボーダーラインとは
計算上の数字ではなく、ホールでの営業データを基に算出した「リアルな」ボーダーライン。
ホールでの平均的な使用状況における、出玉率100%になる千円スタートのことなので、いわゆる「等価ボーダー」と同じ意味になる。
リアルボーダーライン : ???回 / 1000円
※リアルボーダーラインはホールへの導入後に記載します。
解説
スペックの型は極めてシンプルなV確変STタイプ。
■初回大当り時:
大当り出玉は一律6R(360個)で固定。
アタッカー賞球が6個と少ない為、かなり出玉は抑えめになっている。
大当り時の50%の確変大当り当選時はRUSHへ直行。
残り50%の通常大当り当選時も、時短100回がついてくるので、RUSH突入への間口はかなり広いタイプだ。
確変当りと通常当り時の時短引き戻しを込みにしたRUSH突入率は、
- 約70.3%
2連以上する割合は、
- 約65.3%
となっている。
■RUSH時:
継続率は
- 約90%
大当り出玉は4種類のラウンド振り分けがあり、10R大当りも31%あるものの、それでも出玉は600個とかなり少ない。
平均大当り出玉は、
- 約375個
となっている。
サイボーグ009、戦国乙女5との比較
同じ90%級の継続率を誇るライトミドルタイプである、サイボーグ009、戦国乙女5と比較してみよう。
鉄拳極 | サイボーグ009 | 戦国乙女5 | |
低確率 | 1/199.8 | 1/219.1 | 1/219.9~1/184.0 |
高確率 | 1/45.7 | 1/39.95 | 1/52.3~1/43.8 |
ST回数 | 104回 | 50回or転落まで | 100回 |
初当り時平均出玉 | 360個 | 400個 | 500個 |
初当り時RUSH突入率 | 70.3% | 68.3% | 68.3%~70.9% |
RUSH中平均出玉 | 375個 | 420個程度 | 550個 |
RUSH中継続率 | 90% | 90% | 85.5%~90.0% |
※サイボーグ009はSTタイプではなく転落抽選タイプとなります。
戦国乙女のみ6段階設定付きなので比較が難しいが、鉄拳極の特徴としては、
- 大当り確率が甘い
- RUSH突入率が高い(低確率が甘い分、時短引き戻し期待度が高い)
- 出玉はかなり少な目(RUSHの出玉性能は低い)
このような形になる。
遊技性能としては全機種ほぼ変わらない中で、唯一の設定付きである戦国乙女5と他機種でどのようなユーザーの反応の違いが出るのか、非常に興味深いな。
実際の稼働にはコンテンツや演出、消化速度などが大きく影響するので遊技してみるまではなんともいえないが、カタログスペックだけを見ると、この内容なら
- 高設定の可能性がある戦国乙女5
を一番打ちたいと俺は感じた。
少なくとも今まで、設定付き機と設定なし機のカタログスペックを比較して、設定付き機の方を打ちたいと感じたことは1度もないので、設定付き機の普及を考えるならライトミドル高継続タイプは相性が良いのかもしれないな。
まとめ
最近発表される新機種は、ライドミドルの90%タイプ・80%タイプが非常に増えているな。
まだ記事にできていない機種も含め、8月から9月にかけてこのタイプが山のように導入されてくるし、10月以降もこの流れはしばらく続くだろう。
出玉性能を比較すると、正直、どの機種も大差ないので、これらの機種の中で
- どれがホールからの支持を集めるのか(販売台数)
- どれがユーザーからの支持を集めるのか(稼働)
非常に興味深いところだ。
ホールへの導入を楽しみに待ちたい。
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