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ぶちゃけてぃ パチンコメーカー就職

パチンコメーカー就職② 『パチンコメーカーに将来性はありますか?』後編

更新日:

こんばんは。ぶちゃけてぃです。

今日は、昨日の記事、パチンコメーカー就職シリーズ②の後編を書きたいと思います。

昨日の記事では、

  • パチンコ業界は斜陽産業である
  • 市場規模の縮小がどこまで続くのかは、現段階では「わからない」
  • 「なぜ斜陽なのか」「斜陽でも経営は大丈夫なのか」の2点を考えるのが重要

まとめると、このようなことを記載しました。

 

パチンコメーカー就職② 『パチンコメーカーに将来性はありますか?』前編

こんばんは。ぶちゃけてぃです。 今日は、パチンコメーカー就職シリーズ②ということで、業界の将来性に関して記事にしたいと思います。   パチンコメーカー就職シリーズ② パチンコメーカーに将来性 ...

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今日は、これの続きということで、パチンコ業界はなぜ斜陽なのかから書いていきたいと思います。

 

パチンコメーカー就職シリーズ② 

 

今日の記事ですが、私なりに公正な情報を提供するつもりで書いていますが、あくまで私はパチンコ開発業界に勤めている身ですから、少なからず身びいきというか、ポジティブにとらえようとするバイアスがかかってしまっている可能性があります。

以下の記事は、その前提をふまえた上でご覧いただき、自分なりの考えを構築するための一助にしていただければと思います。

 

パチンコ業界はなぜ斜陽なのか

私が考える最大の理由は、

  • ピーク時の規模が異常だっただけで、正常な市場規模になろうとしている

です。

 

ピーク時の遊技人口は、約20年前の1995年で、約3000万人です。

当時の日本の成人人口が約1億人なので、3人に1人が遊技している計算です。

パチンコ遊技人口は圧倒的に男性比率が高いので、成人の男性に限れば、2人に1人以上が遊技していたことになります。

 

遊技人口等の数値は、毎年刊行される「レジャー白書」に記載されているものですが、「遊技人口の定義」は、

  • 1年以内に1回以上、遊技に参加したことがある人

です。

 

全国の成人男性の2人に1人が、年間に1度はパチンコをしたことがあるって、尋常ではない数値だと思いませんか?

 

ホール軒数も同様で、ピーク時の全国で約18000店という数字は、昨年度の全国のセブンイレブンの数とほぼ同じです。

セブンイレブンよりはるかに面積の大きい「パチンコ店」が、全国にセブンイレブンと同じ数だけ存在していたなんで、尋常ではないと思いませんか?

 

そう考えると、昨年度の、

  • 遊技人口約1000万人
  • ホール軒数約10000店

これでも相当な規模だと思います。

 

たとえば、大人気のゲームハード、任天堂の「Switch」でも、現在の国内の販売台数は約400万台です。

 

昨年1年間で考えても、「Switch」で遊んだことのある人の2倍以上の人が、パチンコで遊んだことがあるわけです。

 

業界内ではよく、市場規模縮小の原因は何かというテーマが持ち上がります。

  • パチンコ機がつまらなくなった
  • 射幸性が上がりすぎて、ユーザーのお金が持たない
  • 昔はもっと気楽に遊べた
  • 娯楽の種類が増えたことで、他の娯楽(ソシャゲとかよく言われますね)に奪われた

よく聞く理由はこのあたりでしょうか。

 

これらも原因の1つとして影響はあるでしょうが、私は、主要因ではないと考えています。

 

単に、「ピーク時が異常だった」

 

これが1番の理由だと思います。

 

もちろん、ユーザーが減っていることは事実なので、我々業界サイドの人間が、それに対して対策を講じることを放棄していはいけませんし、そんなつもりも全くありません。

 

ただ、そういったことを抜きにして客観的に見ると、

今のパチンコ業界の市場規模の縮小は、異常に膨らんだバブルが適正な大きさに縮んでいっているだけであって、いずれ適正な市場規模になれば自然に止まるだろうし、逆に、それを途中で止めることは無理だと考えています。

 

そして、斜陽の原因が「自然なシュリンク」でしかないというところに、私は、パチンコ業界のストロングポイントがあると考えています。

 

パチンコ業界のストロングポイントとは

他業種ですと、業績が悪化するのには様々な要因があります。

  • 異業種からの参入による競争激化
  • 為替等の外部情勢
  • 海賊版等による価値の下落
  • ライフスタイルの変化
  • 技術革新等で必要性がなくなった

などなど。

 

パチンコ業界の場合、これらの要因にほぼ影響を受けません。

  • 超閉鎖的産業なので、異業種からの参入は事実上、不可能に近い。(特にパチンコメーカーは)
  • 国内需要のみなので、為替等の影響はなし。(厳密にいうと製造コストなどに影響はありますが、それほど大きな問題ではない)
  • 映画、漫画、アニメなどの他の娯楽で大問題になっている、海賊版問題とも無縁

 

ライフスタイルの変化や技術革新という点では、ゲーム業界と比較するとわかりやすいです。

 

ゲーム業界は、昔はアーケード式が主流で、ゲームセンターなどの設置店に足を運ばないと遊べないものでした。

 

その後、

  • 家庭用据置ゲーム機 ⇒ 携帯用ゲーム機 ⇒ スマホ

という流れで、技術革新やライフスタイルの変化に合わせて主となる業態が変化しており、そのため、初期業態のゲームセンターはほぼ完全に死滅していますし、最近では、既存の据置や携帯ハード用のソフト売り上げも、海外での売り上げに依存しないとペイできないような状況になってきています。

 

パチンコ業界は、そのような時代の流れとは無関係に、店頭に足を運ばないと遊ぶことができないという、超アナログな業態を今でも維持し続けており、その点を見ても、いかに閉鎖的で特殊な業態であるがゆえに、外的影響を受けづらいかということがわかっていただけると思います。

  • 完全に国内需要のみの産業なので、日本そのもの斜陽から逃れることが出来ない
  • 警察庁に管理管轄されている産業なので、自分たちの努力で市場規模を拡大したり、業態を変更することが難しい

というデメリットがある、超閉鎖的産業であるがゆえに、

  • 外部からの影響を受けづらく、ガラパゴス化して生き残っていく強さを持っている

というストロングポイントが生まれていると私は考えていて、それこそが、

  • パチンコメーカーを就職先として考える場合の最大のメリット

になると私は考えています。

 

まとめ

パチンコ業界は斜陽産業ではありますが、斜陽の原因が他の斜陽産業とは大きく異なります。

それゆえに、ほぼ全ての企業が斜陽産業となっていく今後の日本国内産業の中では、相当優秀な業界ではないかと私は考えています。

そうなってくると、次に気になるのは、

  • 現状、パチンコメーカーの経営状況はどうなのか?
  • 労働環境はどうなのか?

このあたりだと思います。

 

年間販売台数はピーク時の1/3程度になっていますが、それでメーカーの経営状態はどう変化したのでしょうか。

 

青息吐息、瀕死の状態なのでしょうか。

 

それとも、まだまだしっかりと利益を上げているのでしょうか。

 

労働環境はどうでしょうか?

ゲーム、アニメ、漫画などの他のエンタメ産業の労働環境の劣悪さが話題になることが多い中で、パチンコ開発の現場はどうなのでしょうか?

 

次回は、その点を記事にしたいと思います。

 

今日の記事はこれで終わりとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

前回までの記事はこちら。

パチンコメーカー就職① 『パチンコメーカーは就職先としてどうなのか』を書くことにした理由

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