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アバックヨだ。
TOKIOの山口達也メンバーが強制わいせつ容疑で書類送検されていた事件で持ち切りだな。
同時に、山口達也「容疑者」ではなく、山口達也「メンバー」という、意味不明な呼称で報道するテレビニュースも話題になっている。
【NHK報道】TOKIO山口達也、女子高校生への強制わいせつ容疑で書類送検https://t.co/UwsMB1hBKn
自宅マンションの部屋で、無理やりキスをするなどの行為をした疑い。
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年4月25日
SMAP騒動が一段落したと思いきや、超一流どころのこの事件。
ジャニーズ事務所もなかなか大変なようだ。
パチンコ業界でも、この手の芸能ニュースに巻き込まれるケースはしばしば見受けられる。
最近だと、牙狼シリーズの最新台、『牙狼 TUSK OF GOD』の適合情報が流れた翌日に、過去シリーズで魔戒騎士役で登場していた、青木玄徳容疑者が強制わいせつ致傷で逮捕されるというニュースがあり、そのあまりのタイミングの悪さに、「発売中止では!?」と騒然となったのは記憶に新しい。
今年の1月に公開された、牙狼の最新映画である、「牙狼 神の牙」にも出演しているので、パチンコ最新作にも登場している可能性は極めて高いと思われるが、今後、どうなるやら。
これ以外にも、「芸能人の逮捕⇒その芸能人が登場する機種を開発中で、開発中止」というケースはそれなりにあるのだが、そういったパチンコ業界で起きた「事件」の中で、俺がもっとも衝撃を受けた3大事件を記事にしてみようと思う。
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パチンコ業界3大衝撃事件
第3位 べラジオ横堤店店長背任事件
2017年6月21日に、大阪府の大手チェーン「べラジオ」の横堤店の店長、宮脇憂司容疑者が、背任罪で送検された事件。
店長という立場を利用し、友人にスロットの設定情報を横流しし、その台を遊技させることで得た利益を不当に得ていたという事件。
刑事事件としての内容はこのような内容だが、業界関係者は、まったく別の件で大盛り上がりとなった事件だ。
この事件が発覚したきっかけは、ある女性がネット上に、宮脇容疑者とのLINEのやりとりをアップしたこと。
ネット上で知り合ったというこの女性に対して、
- スロットの設定情報を教えるよ。
- 勝ち分の半分はあげるから、いい稼ぎになるよ!
- そのかわり、エッチもさせろや!
まあ、簡単にいうと、こういう内容のLINEを送りまくっていたわけだ。既婚者で店長の男が。
そして、このLINEのやり取りは、パチンコ事件史上に永久に残るであろう宮脇容疑者の名言で締めくくられる。
スロットとカラダで稼ごうや!
非常に不謹慎ではあるが、まあ、あまりのセンスに脱帽と言わざるを得ない。
この手の誘惑は、パチンコ店の管理職にはどうしてもつきまとうものだが、懲戒免職、刑事罰、顔写真と実名がネットで拡散という、まったく割に合わない結果を招くということを、身をもって示してくれた反面教師という意味で、業界にとって有意義な事件であったともいえる。
第2位 パチンコメーカー版権詐欺事件
これは、2015年の事件。
コンテンツの企画販売会社MEDILが、人気漫画版権取得のライセンス料名目で、パチンコメーカー数社から億単位のお金を騙し取った事件。
逮捕された会長の高津祥一郎容疑者は、もともとゲーム会社SNKの広報として有名だった人物で、同社の有名ゲーム「サムライスピリッツ」に登場する人気キャラ「牙神幻十郎」のモデルでもあった人物。
SNK退社後は、スロットメーカー「アルゼ」に勤務していたこともあり、業界内でも有名な人物だったことが、大手メーカーが騙される原因となった。
被害にあったメーカーは、
- 大一商会:「金色のガッシュベル」の版権取得名目で数億円。
- 京楽?:「ジョジョの奇妙な冒険」の版権取得名目で数億円。
メーカー開発勤務の人間なら、この事件を聞いたときに、背筋が凍る思いをしたものも多いだろう。
当時、この手の代理店がライセンスの売り込みにくることは日常茶飯事だったし、詐欺に使われたような有名版権は、どのメーカーものどから手が出るほど欲しいものだったので、他メーカーに話を持っていかれないよう、ある程度「信用」して話を進めてしまうということも、あってもおかしくないと思える話だったからだ。
もともと、芸能などのライセンス管理という業界自体が、「人脈」が最重要視されるような、ある意味、かなり「あやふやな」ビジネスモデルの業界なので、その中で、「業界内で知名度がある人間が代表者」という事実は、かなりの力を持ってくる。
そういった意味でも、全メーカー開発の人間が、「他人事ではすまされない事件」として、衝撃をもって受け止めた事件だったと言える。
第1位 サルーン殺人事件
1位は、なんといってもこれだろう。
知る人ぞ知る、超有名パチンコパチスロ店、「サルーン」。
詳細は、ググれば出てくるので割愛するが、簡単にいうと、「超法規的パチンコパチスロ店」というところか。
そのサルーンが、ついに閉店するということで業界内で話題になったのだが、その後、経営者が殺人容疑で逮捕されるという衝撃の展開となる。
最近、この事件の初公判がついに開始されたということが、ニュースとして報道された。
「遺体なき殺人」初公判、韓国籍被告「私は無罪」と全面否認 最長207日裁判 神戸地裁姫路支部 https://t.co/w0NmJNHhIc
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年4月16日
この事件は、パチンコ業界が関連する事件の中でも、断トツの「闇」である。
それゆえに、この事件から受けた衝撃は、他の比ではない。
俺は、パチンコ業界が、社会の中で存続していくためには、このような過去の闇から目をそらさずに、襟を正して商いをしていくことが何より重要だと思っている。
そういう意味で、この事件は、忘れられない、忘れてはならない事件だと思っている次第だ。
まとめ
いかがだっただろうか。
業界関係者なら既知の事件ばかりかもしれないが、俺の中の3大事件はこの3つになる。
起きてしまった事実を消すことは出来ないが、これらの事件を反面教師という形で糧にすることができるか、ただ風化させてしまうのかで、業界の未来は大きく変わっていくと思っている。
清濁併せ呑んで存在し続けることに、パチンコ業界の意義があると俺は思っているので、こういった事件を忘れることなく、日々の業務に励んでいきたいと思う。